湯活
「あそこは本当にご主人も女将さんも、いい人なんだよね」 「行った」と言うと、ほとんどの人がそう返してくれた。 その銭湯は江戸川区の日の出湯さん。一之江駅から今井街道を北上すること数分。緑色の大きな「ゆ」の字が目印だ。 残念ながら2023年10月29日(日)を…
左に行くか右に行くか。 最終的に進んだ先で合流することは分かっているが、どちらの景色も好きなのでいつも迷う。 少し迷って左を選択、進んだ先で高台から坂道を下ってJRの高架を潜り、国道122号を横断して、この日ひとっ風呂をいただいたのはHOTランドみ…
池袋での優勝コースは「銭湯×ご飯」だけじゃない。 この日選んだ「銭湯×映画」も最高の優勝コースだ。 まずはシネマロサの窓口で本日最終日となった「女家族」のチケットを購入。 座席も確保できたし、安心して地下にあるオアシスに蕩けに向かう。 いつものように…
固形石鹸が好きだ。 オンタイムオフタイム関係なく持ち歩いているので、自分のカバンの中では毎日カタカタと音を立てて揺れている。 その中でも特に大好きなブランドの一つ、皆様石鹸が千代の湯さんでイベントを行う、初日には製造されているフェニックス代…
幸運なことに昨年に引き続き今年も銭湯サポーターフォーラム現地観覧に当選。 違うフロアで開催されていたらしきイベントの恐ろしい待機列を横目に、エスカレーターを登って会場となる4階へ。 昨年に引き続き、法被を着た浴場経営者の方々に出迎えてもらい会…
来たぜ!銭湯サポーターフォーラム2023♨ しかし開場時間までまだまだ時間はたっぷりある!まずは会場の大田区産業プラザPiOの位置を念のため確認。 安心?してから朝湯を求めて第一京浜を渡り、京急蒲田駅から京急線に乗り、お隣の雑色駅へ。 六郷変電所の鉄…
前日深夜にテレビで観たドラマ 「日常の絶景」 八馬智さんの同名著書を原案に伊藤万理華さん、石山蓮華さんが出演し、マニア心とドラマがいい塩梅で融合された素敵な作品だった。 ※続編とかSP、放送しないかな…ドラマチューズ「日常の絶景」公式サイトはこちら。…
自転車で本郷通りから不忍通りを通り、鷹匠の街でもあり、一富士二鷹三なすび発祥の地でもある動坂を通り過ぎる。 この日まで知らなかった。 何度も通った道でもこれなのだから、世の中にはまだまだ知らないことがとてつもない数あるのだろう。そう考えると…
自分には「好き」がたくさんある。 タイルももちろんその一つ。 この日、江戸東京たてもの園で開催中、終了間近だった「日本のタイル100年 美と用のあゆみ」を鑑賞すべく西武線に乗り込み、推し獅子は源田選手の花小金井駅で下車。 見事な鉄塔、下に貼られるは見…
2023年7月15日(土)から8月31日(木)に開催された板橋銭湯シールラリー。城北の民としては参加しない理由が見当たらない。 その時のツイートを織り交ぜ振り返ってみたが、例によってガイド的要素のほぼない仕上がりとなった。 コースは全26軒を回る「板橋銭湯完…
「野球どアホウ未亡人」 SNSに流れてきたそのタイトルに、そのキービジュアルに撃ち抜かれた。 こんなの好きに決まっている。 板橋銭湯シールラリーの道中にシネマロサに立ち寄り、7月中頃には早々に前売券を購入してしまった。 待ち遠しすぎて「野球どアホウ未…
濃い。 噂に聞いてはいたがこんなに濃いとは。 そんな濃厚黒湯銭湯があるのは東急線の新丸子駅。 東横線の高架沿いを多摩川方面に歩く。 到着したのは丸子温泉さん。 少し褪せた感じがたまらない外観。 地下160mからの天然鉱泉、いただきます! 高い位置か…
海抜-0.6m。 この数字はこの日やって来た南砂町駅の地下鉄の出入口の海抜だ。階段を上がり、踊り場を経由してさらに上がる二段構えになっている「なるほど」の構えとなっている。 少年野球場をも擁する広さの南砂三丁目公園を通り抜け、その先の葛西橋通りを…
時間と体力にゆとりがある時は最寄り駅ではなく、ちょっと離れた駅で下車して道と町を楽しむことが多い。 この日もそんな日だ。 目的地は都営新宿線の菊川駅が近いそうだが、乗っていた日比谷線を人形町駅で降りた。 新大橋を渡る際に水面に煌めく明太子かね…
午後から降り始めた雨が夜になっても止む気配がない。 どうせ車で銭湯に行くのなら、普段の行動範囲や行動パターンからは行きづらいところに行くのもいいな。と走らせた車をコインパーキングに止め、可愛らしい書体で「みなみ台」と書かれたアーチがついた商店…
甘いものが食べたい。 ずっしりした甘いもの。 仕事終わりにそんなことを考えていたら、博多屋さんのずっしり重い今川焼が思い浮かんだので、千代田線に乗り込み19時30分をちょっと過ぎた頃、町屋駅に到着。 閉まっている。 20時までだった博多屋さんの営業…
東高円寺駅を下車、小雨降る地上に出て傘をさす。 飲食店が漂わせる魅力的な香りに抗いながら通りを北上。 桃園川緑道に架かる旧稲荷橋の暗橋を横断。 手書きの「とまれ」がいい味出してる。 その先にあり、ずっと気になっていた香籐湯さんにやっと来た。 「北…
「お茶とお菓子が出て、気軽に集まって、打ち解けた話をする集りのこと。」という意味を持つ言葉、茶話会(さわかい)。 字面も響きも素敵だし意味もまた素敵だ。 そんな素敵な言葉がタイトルに含まれたイベント『「赤い月の香り」刊行記念 千早茜さんと夜の茶話会…
目当ての銭湯の最寄りは木場駅だが、せっかく明るい時間に普段来ないエリアに足を運んだのだ。そのエリアも、その道中も楽しまなくちゃ勿体なかろう。と一つ手前の門前仲町駅で下車。 以前、夜に来た時には気がつかなかった「横綱力士碑」に「永代橋」のタイルを…
「わたしの夢が覚めるまで」 先日高円寺アパートメントマルシェでお迎えして、すっかり自分の推しとなった、ながしまひろみさんの一冊なのだが、なんと刊行記念の原画展が開催されるという。 それは見逃せない!とばかりに会場の青山ブックセンターへ。 壁を彩…
大好きなマンガ「お熱いのがお好き?」を描かれた大町テラスさんが高円寺アパートメントで開催された、その名も「高円寺アパートメントマルシェ」にブースを出されるとのと、これは行きたい。 天気もいいし、推しごとしに自転車で行ってみよう。と推しごと着を着…
また一軒、好みの銭湯に出会った。 東高円寺駅で丸ノ内線を下車して、日が完全に沈む前の蚕糸の森公園をのんびり歩く。 夕焼けチャイムもなった後だし、もう小さな子供たちは遊んでいないが、かつて小さな子供たちだったお母様たちや、少し前まで小さな子供…
平日の午後、銭湯の開店時間より少し早く、到着したのは曳舟駅。 銭湯に依存するわけではないが、サウナ室でとことん考え込むこともできるし、大きな湯船で手合いを伸ばして湯に浸かり気分を入れ替えてリフレッシュすることもできるという面ではとても助かっ…
2023年5月に開催された文学フリマ東京36に、メンバーとして参加しているサークル「ゆないと」で参加した。 今まで一般来場者として参加したことはあるが出店側として参加するのは今回が初めて。 「写真をいっぱい撮る!」と意気込んでコンデジも持参したが、そん…
本業のお仕事がなかなかにハードだった一週間。 週末は推しごとに精を出して気晴らしするべく江戸川区の平井へ移動。 ホームからこの日の推しごと会場となる平井オープンボックスを望む。 開場時間前、以前から行ってみたかったワンモアさんで腹ごしらえ。 …
2021年4月に暖簾を下ろした加賀浴場さんが「COCOFUROかが浴場」となって生まれ変わった。 オープン初日はさすがに混んでいるだろうとたかを括り、外観だけ見て別の銭湯に行くつもりで自転車を走らせていたのだが、いざ店頭に到着してみると駐輪場にゆとりがあ…
「フラヌール」。「遊歩者」「待ちをぶらぶらする」などと訳されることが多い素敵なフランス語を店名に冠した「フラヌール書店」さんが気になっていた。 その、気になっていたフラヌール書店さんの店内にある小部屋で、こちらも気になる『「暗橋」で楽しむ目黒・品川さ…
「あいつ何見てるんだ?」と何人かの人が寄ってきた。 前日の暗渠&暗橋をめぐる散歩に続いてこの日も自転車散歩。 妙正寺川暗渠の始まり、高田馬場分水路呑口。 眺めているだけでワクワクする。 しばらく眺めていたら、自分の視線の先にある吞口を見て「なにア…
「暗渠」が好きです。 「暗橋」も好きです。詳しくはありませんが崖線や坂道、いろんな地形が好きなのです。 そんな自分の2023年のGW。気になっている橋跡があり、見学がてらどこか一日は文京区暗渠散歩にあてようと考えていたら、ちょうど発売された東京人6月号…
店頭に虎がいる銭湯、北区の豊島湯さんに行ってみた♨ 自分が訪れたのが遅い時間ということもありほとんどのお店の営業時間に間に合わなかったが、自前のサイトを持っていたり、毎月第1金曜日・土曜日の2日間に金曜土曜市という全店参加の夕方市を開催してい…