「生薬の薬湯お好きでしたよね」
大好きですとも。
生薬系の入浴剤が販売される、そのお湯に入れる、そして「湯道展」も開催されているということで滝野川稲荷湯さんへ。
暖簾も「湯道温心」オリジナルの暖簾がかかっていた。
たたきの正面に展示されていたのは「山川草木」と「沁」の書。
ずらりと展示された「湯道具」
湯道具について、立たれていた健美薬湯のスタッフさんから丁寧に説明いただき、入浴前に鑑賞タイム。
そして本題、入浴剤についてもご説明いただき、いざ入浴。
さんずいに心の「沁」は好きな漢字の1つだ。
今日はその「沁」の字を名前に冠した入浴剤がふるまわれているということで楽しみ。
脱衣場も浴室も、お子さん連れからご年配の方までの幅広い年齢の方たちでほどよい賑わい。
脱いだ服をロッカーに入れながら聞く木桶が当たる音は稲荷湯さんの愛でポイントの一つだ。自分も早く鳴らしたいのでそそくさを服を脱いで浴室へ向かい、木桶が立てる音に聴き惚れながら全身を洗い清め、「沁」をいただける浴槽へ。
「沁みる」
ローズマリーとセンキュウが配合された入浴剤が放つ香りを嗅ぎながら、この日は中央の中温湯船をメインにじっくりと蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
配合されたショウガ根のおかげだろうか、湯上がりからしばらくたっても体の芯が温かい。
機会があったらまた入りたい、そんなお湯がまた一つ増えた。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※この日ふるまわれていた「沁」を健美薬湯さんと開発した湯道文化振興会の公式サイトはこちら。
※1010、木桶の奏でる音も沁みる、稲荷湯さんの紹介ページはこちら。
※映画「湯道」鑑賞後、稲荷湯さんのあつ湯で蕩けたあの日のブログはこちら。