東高円寺駅を下車、小雨降る地上に出て傘をさす。
飲食店が漂わせる魅力的な香りに抗いながら通りを北上。
桃園川緑道に架かる旧稲荷橋の暗橋を横断。
手書きの「とまれ」がいい味出してる。
その先にあり、ずっと気になっていた香籐湯さんにやっと来た。
「北欧サウナ」の文字が目を惹く看板。
ペンキ絵の下、大きな湯船にたっぷりとはられたお湯はしっかりと熱め。
浸かっている時に湯出口から噴き出してきたお湯の熱さに一瞬悶絶したが、これもまた一興。
不意打ちじゃなければ負けない。
サウナ室はボナサウナ、温度計の数字以上に感じる熱さが嬉しい。
お湯とサウナとやわらかな水風呂を交互に巡り、しっかりと蕩けた🤤
「きっと好みだろう」と楽しみを後に取っておく感覚で訪問を先延ばしにしていたが、正直「もっと早く来ればよかった」と後悔する心地好さだ。
至福の時間をご馳走様でした🙏
帰りは散歩がてら桃園川緑道を経由して高円寺駅まで歩くことにする。
環七を横断、再び桃園川緑道を通り、谷中下橋に中山谷下橋、いくつかの暗橋を渡る。
桃園川緑道の沿革。
そういえば今までちゃんと読んだことがなかったかもしれない。
雨の日の湯上がり、江戸時代の姿に大正時代の姿、暗渠化直前、昭和中ごろの桃園川の姿や田園風景を思い浮かべながら歩くのもまたおつなものだ。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※杉並浴場組合公式サイト、香藤湯さんの紹介ページはこちら。