午後から降り始めた雨が夜になっても止む気配がない。
どうせ車で銭湯に行くのなら、普段の行動範囲や行動パターンからは行きづらいところに行くのもいいな。と走らせた車をコインパーキングに止め、可愛らしい書体で「みなみ台」と書かれたアーチがついた商店街を歩く。
路面に埋め込まれたプレートを愛で、
商店の看板を愛でながら歩を進める。
しかしこのお弁当屋さん、看板を見るたびに気になる。
雨がおとなしくなってきた頃、到着したのは中野区南台の月の湯さん。
前回の訪問が2022年5月らしいので一年以上ご無沙汰していたらしい。
初回もだったが、久しぶりに訪れても月の湯さんはやはり愛でポイントだらけだ。
玄関両サイドのガラスブロックに
暖簾上の「つた」の型板ガラスに
可愛い花があしらわれた案内板と愛でポイントがあちこちに散らばり、この日も靴を脱ぐまでにもなかなかの時間がかかった。
受付を済ませて服を脱いだ後だって、ペンキ絵に境界壁のタイル絵にそれに「銀河」の型板ガラスがあしらわれた浴室も愛でポイントだらけな上に、自分好みな感触のお湯がたまらない。
初めて触れた時の感動は薄れることなく、湯に浸かる前、カランから出るお湯に触れただけでニヤケてしまった。
そんなやわらかなお湯がなみなみと張られた湯船にじっくり浸かり、ゴンドラのようなサウナ室で蒸され、カランからとった水を浴び、上がり時を見失いそうになりながら蕩けた🤤
そしてなんといっても最高なのは女将さんのお人柄。この日も湯上がりにお話しながらあらためて実感。
至福の時間をご馳走様でした🙏
冒頭にも書いたように、自分が日常遣いするにはちょうど良い路線がなく、足を運ぶ機会は少ないが、ハード面でもソフト面でも「大好きな銭湯」と呼べるお近くの方が羨ましいかぎりな素敵銭湯さんだ。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、月の湯さんの紹介ページはこちら。
※初めて月の湯さんのお湯に蕩けたあの日のブログはこちら。