海抜-0.6m。
この数字はこの日やって来た南砂町駅の地下鉄の出入口の海抜だ。階段を上がり、踊り場を経由してさらに上がる二段構えになっている「なるほど」の構えとなっている。
少年野球場をも擁する広さの南砂三丁目公園を通り抜け、その先の葛西橋通りを荒川の手前で左折。旭湯さんがこの日のお目当て。
ガラスブロックに囲まれた入り口も
シンプルなオリジナル暖簾も愛でポイント。
他に欲しいものがあるだろうか!と思えるほどの充実設備。
ステンドグラス調の欄間も愛でポイントとして見逃せない。
外観をたっぷりと堪能し、そろそろお湯をいただこうとドアを開けて中に入る。
ロビーからして天井が高い。その竿縁天井は鮮やかな空色に花束が描かれている、珍しい。
サウナがあるというので受付時に申し込み下足札と引き換えにバンドを受け取る。
追加料金は100円。安い。
自分の耳を疑い、思わず聞き直してしまった。
脱衣場も広い。縁側もある。
縁側に出る引き戸は木枠だ。
意匠が凝らされた摺りガラス。
緩やかなアーチを描く浴室の天井も高い。
壁絵は帆船が描かれた見事なタイル絵。
愛でポイントだらけの施設に目から蕩けっぱなしだ。
濃紫のアクリル板で仕切られた立ちシャワー。
ほどよい強さの電気風呂。
底から噴き出す水流で体が浮き上がるパワフル寝ジェット風呂。
ずっしりと重いドアを開けて入るサウナ室はしっかりと熱くゆったりと寛げる。
マット類は敷かれておらず、皆さん自前の何かを敷いてらっしゃる。
タオルなりマットなりを持参するのが良いだろう。
露天スペースも湯船以外のスペースがしっかりとられて居心地よい。
豊富な設備を繰り返し堪能して、〆はやさしい冷たさのゆったり水風呂で蕩けた🤤
それにしても蕩けるポイントも愛でポイントもたくさんだった。
至福の時間をご馳走様でした🙏
お客さんの全員とまでは言わないが、ほとんどのお客さんが挨拶や日常の会話を交わし合い「みんな顔なじみなのか?」と思うくらいにとってもフレンドリーだった。
そのことはお子さんを連れたお客さんが多い事、そのお子さんもしっかり挨拶できていた事にも表されていたような気がする。
「せっかく来てくれたんだから♪」と自分のような一見を排他することなく、「俺らはいつも来てるからね」とサウナ室で上段を空けてくれたり「アレもいいよ、試して見て」と自分のおススメを教えてくれたりそのフレンドリーさを向けてくれるのがあたたかくありがたい。
そんな常連の皆さんに共通するのは「旭湯さん、いい銭湯なんだよ♪」というお気持ちだ。
地域の人たちにあたたかく愛されるあたたか銭湯。
きっとまた来よう。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、旭湯さんの紹介ページはこちら。