池袋での優勝コースは「銭湯×ご飯」だけじゃない。
この日選んだ「銭湯×映画」も最高の優勝コースだ。
まずはシネマロサの窓口で本日最終日となった「女家族」のチケットを購入。
座席も確保できたし、安心して地下にあるオアシスに蕩けに向かう。
いつものように素敵な配色の下足箱に靴を入れ、札と交換にロッカーキーを預かる。
清潔な浴室でいただくやわらかなお湯は、このあと観る予定の「女家族」にどことなく似ているかもしれない。
両者とも、飛び抜けた激しさやとんでもない飛び道具はないけれど、やさしく包みこみ、芯までしっかりと温めてくれる。その満足度はとてつもない。そんなお湯にじっくりと浸かって蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
湯上がり、肩から手ぬぐいをかけてシネマロサに舞い戻る。
湯上がりのリラックスモードでスクリーンを見つめる時間は、文字通りに極上だ。
ふかふかのイスに座り映画に没頭。
セリフを話されピントが合っている画面の奥の俳優さんたちの手前で、ピントが合っていない位置にいらっしゃる俳優さんが、聞こえてしまったセリフに対しての感情を所作で表す場面が印象に残る。
そのシーンも含めて、この日も全編に見蕩れて蕩けた🤤
平和湯さんのお湯との相性はやはり抜群だ。
最終日ということもあってか上映後の登壇イベントは壇上も客席に負けないくらいに大賑わい。「とりあえずは今日はもう最終日だし、話しちゃっても良いか!」と、この日ならではの撮影秘話も聞かせていただき得した気分。
至福の時間をご馳走様でした🙏
公開中に誕生日を迎えられた演者さんと、この翌日に誕生日を迎えられる演者さんがいらっしゃったので、心ばかりにと持参した小さな花束。お渡しできて良かった。
あらためて、誕生日おめでとうございます。
そして、大好きな役どころのおひとり、祖母役を演じた木村八重子さんがお客様としていらっしゃっていたようで、上映後のロビーでのお見送りにも残っていてくださり、感想を伝えることができた。お会いして、お話しすることなんてできないと思っていたのでただただ感動。
喜びに震えロサを出て信号待ちをしていたら「先ほどはありがとうございました」と声をかけられた。
声の主はまさかの木村さん。真っ直ぐに行かれるのに、素通りせずわざわざ声をかけてくれる、そのお心遣いにさらに感動して路上で蕩けたのは言うまでもない。
機会があったら見て頂きたい映画の一作だ。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※平和湯さんのお湯のようにあたたかい、映画「女家族」公式サイトはこちら。
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