神楽坂で熱めのお湯と永久腰かけと聞くと、すぐに熱海湯さんが頭に浮かぶ。
しかしこの組み合わせは熱海湯さんだけではない。
休日出勤とまではいかないが、オフィスで用事を済ませた日曜日。
せっかく早い時間なので、いつもは夜に来ることが多い神楽坂を歩いてみた。
電車を避けたい以外に何か目的がある訳では無いし、一駅分くらいゆっくりと。
多くのお店が閉店後となった夜の景色を見慣れた自分に夕暮れ前の景色はとても新鮮で、足を止めたり立ち寄ったりと散歩が捗る。
邪魔をしないように気をつけながら、自分も梅を愛でる。
メジロと戯れ、お詣りを済ませて坂を下り、夕暮れ時の神楽坂から江戸川橋方面へ散歩を続けているうちに竹の湯さんに通りがかった。
早い時間に竹の湯さんでお湯をいただいた事はあったかな。という事でお湯をいただく。
手指をしっかり消毒して受付を済ませて脱衣場へ。ロッカーの空きが少ない。浴室も椅子のほとんどが出払っていたほどかなり賑わっていたが、永久腰かけがいくつか残って積まれていた。
自分としてはありがたい。
永久腰かけを手に取ってカラン前に座り、疲れも嫌なことも全部お湯で流しましょ!!とばかりに、しっかり体を洗い清めてから熱めのお湯をいただく。
このエリアの熱めのお湯だと熱海湯さんが定評があるが、竹の湯さんのお湯もなかなかに熱めで自分好みだ。
モザイクタイル絵を眺めながらそんな熱めの湯に浸かり体をほぐし、蕩けた体を深くて広い水風呂でさらに蕩けさせる。
熱いお湯に冷たい水風呂、そして永久腰かけ。
好きな場所の近くに自分の好きなものがある嬉しさに蕩けながら、午後から夕方、宵の口と変化を楽しんだ一日。いつも通る事が多い遅い時間の町並みを思い出し楽しんだ。
至福の時間をご馳走様でした🙏
湯上りに少しばかりご主人と雑談して、お礼を告げ、暗くなり始めた町を駅に向かった。
熱海湯さんも竹の湯さんも大好きだ!!
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️
※1010、竹の湯さんの紹介ページはこちら。
※2019年9月に竹の湯さんを訪問した時にしたためたブログがこちら。