新宿区改代町の竹の湯さんに行くには江戸川橋や神楽坂が最寄り駅なのは分かっているけど、つい飯田橋から歩いてしまう。
賑わう神楽坂を坂の入口から登る。営業中のお店に立ち寄ったり、閉店後のシャッターやディスプレイを眺めたりしながらながら登り、雑踏に飽きたら脇道に入る。
黒塀を眺め、石畳を歩き、なんとなく情緒を感じながら歩く。
途中にある熱海湯さんと第三玉乃湯さんの誘惑をなんとかかわし、坂を登りきったところにある赤城神社で手を合わせ、脇を抜け坂を下るのがお気に入りで、少しくらい回り道になっても街歩きの楽しさを優先してしまう。
竹の湯さんのシンプルな雨よけ。
熱めに沸かされたお湯。
自分の知りうる限り、都内最強クラスの電気風呂。
熱さが評判の高温サウナ。
入浴料金のみで入れるスチームサウナ。
直径3~4センチくらいの水道管から勢いよくかけ流される水風呂。
雄大な景色が描かれたモザイクタイル絵。
壁に施されたモザイクタイル絵と合わせた岩の装飾。
自分の｢好き｣がたくさん詰まった竹の湯さん。
前の週にも電気風呂の刺激を求めて、店先まで来たのだが、｢電気風呂は当分の間 中止します｣の貼り紙を見て、別の銭湯さんに行ってしまった。
残念ながらこの日もまだ貼られていた。
｢再開は今のところ未定～｣と申し訳無さそうに説明してくれるご主人。
お気遣いありがとうございます！
｢電気風呂に入れないのは残念ですが、今日はメインにスチームサウナを考えてましたから大丈夫です！｣
まずは備え付けのシャンプーとボディソープで全身を洗い清め、水風呂で水通し。
竹の湯さんの水風呂は深さがあってしっかり冷やせる。
かけ流された水が勢い良く注がれるのも嬉しい。
周囲に設けられた段差に座り、モザイクタイル絵を眺めながらする休憩は竹の湯さんでの楽しみの1つでもある。
なんだか落ち着く。
｢熱気風呂｣｢森林浴｣のボードが貼られたスチームサウナは3人入ればいっぱいになってしまうコンパクトサイズだが、それもまた良き。
温度は高くないが湿度のあるサウナ室でじっくり蒸される。
時折機械が動き、吹き出す蒸気とともに上がる温度がたまらなく心地好い。
熱めのお湯も水風呂でクールダウンした身体に心地好く、電気風呂に入れなくても満足で、交互浴が捗ることこの上ない。
好きな銭湯さんがいっぱいで困ってしまう。
※1010、竹の湯さんの紹介ページはこちら。
至福の時間をご馳走様でした🙏
電気風呂の早期再開、心待ちにしております！
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️
