神楽坂の第三玉の湯さん。
第4金曜日のこの日、さくらいまさんの「TOKYO銭湯物語 コミック編」が更新、紹介されたのを見て、半年ぶりに訪問しようと日中から決めていた。
飯田橋で下車し、金曜夜の賑わう神楽坂を数分登り、第三玉の湯さんへ。
前回の訪問はリニューアル初日。時間の都合で銭湯だけを利用したが、今回はサウナも楽しむ。
券売機でサウナ込みの券を購入、サウナ利用者の証、大小のタオルをフロントで受け取る。
脱衣場で服を脱ぎながら浴室を見遣れば、大はつかずともなかなかの混雑。人気の銭湯は承知の上だし、多少の混雑ももとより覚悟。
まずは体を洗い清め、いつものように水風呂に浸かり、逸る気持ちを鎮め、体の火照りを納めてから、いざサウナへ!
「あれ?...」
拍子抜けするくらいガラ空きのサウナ室、浴室の繁盛っぷりに相反して貸し切り状態。
ストーブ正面二段目の広い座面にゆったり座り、じっくりと熱を浴びる。
テレビ無し音楽無し、サウナストーブの機械音と、熱せられたストーンが発する音がBGM。
ウィークデイ最終日にこれは最高。
この後浸かる水風呂が頭の中を浸水させるまで、しばし没頭。
バイブラ無しの水風呂は冷た過ぎず、じっくり浸かれる水温で今日の気分にはちょうど良き。空いてるタイミングでは浮かぶように体を伸ばして、ゆっくりクールダウン。
酸素を運ぶ血管が冷え、呼気の温度も下がり、蕩けていく。きっと表情もだらしなく緩んでいる。
露天風呂があり、外気浴も楽しめるのも魅力の一つ。
モダンな内装の内湯とは反対に和風旅館のような趣の露天スペース。露天風呂のへりに腰掛け空を仰いで休憩していると、装飾と相まって先程まで歩いていた神楽坂の街の明るさや喧騒とは別世界(気分)。
旅情気分で何度も蕩けた。
訪問した時間帯が良かったのか、たまに1人か2人入ってくる程度で、終始ほぼ貸切状態のサウナ室。
逆に炭酸泉は終始満員、カランも同様に結構人が埋めていたので、サウナ利用者にとっては幸福な時間、文字通りのハッピーアワー!
至福の時間をご馳走様でした🙏
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️