たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩 vol.284 みどり湯 / 西東京市ひばりヶ丘 | 濃厚な昆布の香りに出汁に揺られるちくわぶの気分になってこんぶ湯で蕩けた20210527

26日に開催された「ぶんこのこんぶ湯」

それを27日に開催してくれる銭湯があるという。

それも都内に三軒。

どこに行こうか少し悩み、乗り込んだ電車は西武池袋線

西東京市のみどり湯さんでこんぶ湯をいただく事に決めた。

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しばらく電車に揺られ、ひばりが丘駅で下車。

南口を出てみどり湯さんへ向かう。

道中で出会ったシャッター、可愛い。つい足が止まってしまう。
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シャッターに別れを告げほどなくして看板が出現。

矢印が書かれているというあたり、お店自体は通りに面していないようだ。
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通りから奥を見やれば「おいでおいで」と誘わんばかりの大きな「湯」の文字と目が合う。
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「ぶんこのこんぶ湯」の貼り紙もちゃんとある。

楽しみだ。
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豊富な湯種が書かれた看板。

「デンキ風呂」カタカナ表記がまたたまらない。

どちらの浴室にどの湯舟があるのか、今日はどちらの浴室なのか楽しみが増す。
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広いロビーで受付を済ませ、浴室へ。

この日はフロントに向かって左側雲海の湯が男湯だった。


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 天井の高い浴室で、体を洗い清めながらあたりを見渡す。

丸山絵師の見事な富士山、色とりどりのタイル。二基ある立ちシャワーは一つは固定式、もう一つはハンドシャワーになっていて、さらにそれぞれのブースでタイルが色違いになっているのも、自分にとっては蕩けるポイントだ。

お湯をいただく前からそんな浮かれ気分で頭を洗いた時、正面に向き直ったタイミングで先日中野の江古田湯さんで久しぶりに再会したお風呂仲間さんが目の前を横切った。

「まさかここで会うとは!」

「いやいやほんとに!」

お互いの居住エリアではない銭湯で出会いを引き寄せる。さすがこんぶ湯。

しっかりと体を洗い清めたらまずはこんぶ湯だ。

みどり湯さんの浴槽の中で比較的小ぶりな浴槽を使っていただいたおかげで、出汁のような香りが濃厚な事この上ない。おでんのちくわぶになった気分で蕩けた。

「パワフル」と聞いていた電気風呂は、額面通り油断できない強さの電流でシビれさせてくれてもこんぶ湯でくんにゃり蕩けた頭と体をビリビリと蕩けさせてくれる。

かけ流しの水風呂に浸かりながら高い天井やカラフルな浴室を眺めれば蕩け具合はさらに極上。

広々した露天風呂もまた最高だ!!

湯上りはロビーで「ラムネオー」をいただきながら、浴室で出会った知人たちと偶然を笑い合い、語り合って極上の時間をいただいた。

もちろん短時間で距離を保って。
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至福の時間をご馳走様でした🙏

 

 今回は「雲海」の湯をいただいたが、「睡蓮」の湯側の浴室はレイアウトから全く別物らしい。それは楽しみすぎる。

再訪問は必須だ。

 

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

 ※1010、みどり湯さんの紹介ページはこちら。

www.1010.or.jp