5月26日はふろの日でもあり「こんぶ湯」の日だった。
昼下がりの池袋で用事を済ませ、次の予定まで空き時間ができたとなれば妙法湯さんに足が向くのは自然なことだ。
立教通りを要町方向に歩き、矢端川の暗渠を西武線方向に向かえば、池袋からでもそんなに時間はかからず紫の暖簾の前に立てる。
明るいうちからいただくお風呂は何度入っても、申し訳なさと背徳感が相まってさらに極上だ。
そのうえ「昆布湯」
これが妙法湯さんの軟水に合う。
昆布の出汁が効いた電気風呂で、磯の香りに包まれての電浴。
たまらずに蕩けた。
ネットにずっしり入ったたっぷりの昆布から、きっとたっぷり成分が出ているに違いない。
そう思うといつもよりもシビれる度合いも増した気がする。
至福の時間をご馳走様でした🙏
湯上りはいつもよりもしっとりした気がする腕を撫で「これは昆布湯効果か?」などと考えながら池袋へ戻り、用事を済ませた。
妙法湯さんでいただいた昆布湯があまりに心地好かったので、別の銭湯さんの昆布湯も味わってみたくなった。
この夜は満月で月蝕ということだったので時折空を見上げながらのんびりと自転車移動。けど、厚い雲が邪魔して姿をなかなかお月さまの姿は拝めなかった。
おぼろげながら姿だけは見ることができただけでもありがたい。
これで安心してお湯をいただける。
そして「こんぶ湯」のお代わりは荒川区の千代の湯さんでいただいた。
昆布で彩られた手書き看板が可愛い。
オリジナルのミニのぼりも可愛い。
フォトスポットもできていた!
猫ちゃんの頭にも昆布!
アプローチから昆布づくしだ。
肝心のこんぶ湯はというと、これがまた極上。
予想通り千代の湯さんの優しいお湯と昆布の相性は抜群にいい。
時折ネットに顔を近づけて濃厚な香りを嗅いだりながら手足を伸ばして、味噌汁の具になったような、おでんのタネになったような気分で千代の湯さんのこんぶ湯を堪能して蕩けた。
「ぶんこのこんぶ」これはクセになりそうだ。
至福の時間をご馳走様でした🙏
妙法湯さん、千代の湯さんと2軒の銭湯さんでこんぶ湯をいただいたが正直どちらも最高だった。
同じ昆布でだしをとったお味噌汁でも、それぞれの家庭で味が違うように、それぞれの銭湯さんで心地が変わる。その味の違いが楽しく、次回のこんぶ湯をどこでいただこうか贅沢かつ嬉しい悩みを抱えてしまった。
しかしこんな悩み事ならいつでも大歓迎だ。
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️
※東京銭湯公式HP、こんぶ湯についての記事はこちら。
※妙法湯さんの公式HPはこちら
※1010、千代の湯さんの紹介ページはこちら。