チバユウスケさんの写真展「SINGS」がこの日から開催された。
会場は原宿のKIT Gallery。看板が可愛い。
そしてなんと!開場にはチバさんご本人が在廊されていた。
作品を観ながら「ご本人も期間中に在廊されたりするんですか?」と尋ねてみたら「今、あちらにいらっしゃってますよ」と言われ、そのあちらを向くと、奥に設置された物販コーナーの中にいらっしゃるではないですか。
9月に刊行された、10代から20代に聴いていたレコードを紹介する著書「EVE OF DESTRUCTION」と作品のポストカードセットを購入し「サインしていただけますか?」とお願いすると「もちろん!」と快諾!さらには着て行ったThe BirthdayのTシャツにもサインをいただいた!
今回の会期は終了しているので「ぜひ!」とおススメできないのが残念だが、チャンスがあったらぜひ「チバユウスケ」の世界観を体感していただきたいと思う。
チバさんの世界観で撮られた素敵な作品たちで埋め尽くされた空間で、極上の時間を過ごして蕩けた🤤
そんな貴重な体験をした後、なんやかんやであの銭湯には間に合わないことが確定。
しかし10月10日は銭湯の日。行っておかなくてはならない銭湯さんがもう一軒ある。
東京浴場組合に加盟している銭湯の多くでこの時期はラベンダー湯まつりが開催される。もちろん岩の湯さんもそのうちの一軒だ。
そしてその年の記念タオルが配布されるのだが、お目当てはそれだけではない。岩の湯さんでは10月の頭ごろから歴代の銭湯タオルを展示してくれているのだ。
こちらは記念すべき第一回、2001年の記念タオル。
男湯側の壁にはさらに2022年からのタオルが9枚。
女湯側の壁には10枚のタオル。
そしてフロントの後ろに今年2022年の記念タオル。全21枚のタオルが今年も岩の湯さんのロビーを鮮やかに彩った。
一枚足りないのは、22年間のうちに一度、二年連続で同じデザインを使ったことあるからと昨年教えてもらっていた。
「今年も見事ですね」
「今年で最後だよ」
「いやいやそんなことを仰らずに」
昨年も交わしたかもしれないこの会話の後、ラベンダー湯に浸かりながら、永久腰かけに座って火照った体をクールダウンさせながら、濃厚な香りを放つお湯に蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
フロント脇の可愛いハロウィン飾りは女性陣のお手製で、貼られたお菓子はハロウィン当日に子供のお客さんにお配りするそうだ。
湯上がりに玄関口の自販機で500㎖の缶MATCHを買って、涼みながら飲んでいた時に、同じように涼んでいた方と話すきっかけがあり、軽く会話をしていたら、銭湯好きなのはもちろん、他にもなかなか共通点が多く「軽く」はいつしか「しっかり話し込む」に変わっていた。
推し銭湯の話題でお互いから荒川区の千代の湯さんの名前が挙がり、盛り上がっているうち「今ならまだ間に合う」どうせ話し込むなら移動しながら。と、足を運んだ。
期せずしてラベンダー湯をはしご。
今日の千代の湯さんは白湯の湯舟がラベンダー湯、トゴールの湯舟が薬草風呂とどちらも香りが立ちそうなラインナップ。
千代の湯さんでも無事にゆっポくんタオルをいただいた。
心地好いお湯は何度入っても心地好いもので、話し込んだ時間と移動時間がちょうどいいインターバルになったのもあり、千代の湯さんでいただくラベンダー湯に、新鮮な気持ちで蕩けた🤤
ラベンダー湯と薬草風呂が隣り合うと、せっかくの香りが喧嘩するんじゃないかと、入る前はちょっと不安だったが、入ってみたらその不安を忘れるくらいにそれぞれの湯舟でそれぞれの香りが立っていた。これも良いなぁ。
至福の時間をご馳走様でした🙏
さらに偶然が重なったというのだろうか、千代の湯さんからの帰路で都内では珍しい「これ全部夢で、霧を抜けたら同時に目が覚めて朝だったりして」があながち冗談とも取れないくらいと思えるくらい濃い霧に包まれた。これもまた貴重な体験。
無事に帰宅し、眠りから覚めても、ゆっポくんタオルもチバユウスケさんのサインも手元にある。すべて現実だ。
岩の湯さんで、偶然のご縁から千代の湯さんでもラベンダー湯をいただき、一日通して何とも楽しい1010銭湯の日となった。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、岩の湯さんの紹介ページはこちら。
※2021年10月に岩の湯さんでお湯をいただき蕩けたあの日のブログはこちら。