この日も仕事終わりにポタリング銭湯。
哲学堂公園辺りからスタートし、新井薬師駅周辺での看板収集に励みながら自転車で銭湯を目指すが、魅力的な看板が多くてなかなか進めない。
クリーニング屋さんの看板に凝ったものが多いと感じるのは自分だけだろうか。
早稲田通りを通過、もみじ山通りを南下して現れた暗渠、桃園川緑道に反応して顔をあげたら目の前はもうお目当ての銭湯さんだった。
その銭湯は中野区の千代の湯さん。
ガラスに書かれた屋号が凛々しい。
せっかくなのでもう1枚。
玄関スペースに飾られた見事な鬼瓦も凛々しい。
玄関中央のタイル絵も色鮮やかで美しい。
下足箱に靴を預け、番台のにこやかなな女将さんに湯銭を支払い受付を済ませる。
天井の高い脱衣場にタイル使いが美しい浴室、年季が入っていて素敵だ。
年季が入っているだけではない、カランはしっかり輝いていて手入れが行き届いている。テレビドラマの撮影で使われたことがあるのも頷ける。
白いランプが灯る主浴槽で熱めのお湯をいただいて温まってから、グレーの永久腰かけに座り、木桶に水をとって浴びの簡易交互浴で蕩けた🤤
昭和感あふれる浴室で聞く、高い天井に響く木桶が床に当たって出る音、たまりませんね。
至福の時間をご馳走様でした🙏
この日冷水シャワーを浴びそこねてしまったので、近日中の再訪問を企てていたが、6月頭にまさかの閉店。叶わぬ願いとなってしまった。
70年にわたる営業、お疲れ様です。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※(休業中)となってしまいましたが、1010、千代の湯さん紹介ページはこちら。