荒川区の千代の湯さんで9月22日から10月6日(水)まで開催の「あらかわご近所銭湯写真展」が9月23日(木)の定休日を利用して特別開放日として実施するという。
銭湯を会場とした展覧会、定休日の特別開放なので男湯女湯行き来し放題、脱衣場や浴室で写真も撮らせていただけるらしい。
しかもこの日のみ「桶と椅子の大秘宝展」なるものも展示されるとのこと。
これは行かねばなるまい。
そんな風に楽しみにしていたら、千代の湯の店長さんから
「23日に、良かったらサンダルと手ぬぐいを展示しませんか?」とお声がかかった。
「珍しいものを持っているわけじゃないからお恥ずかしいけど、楽しそうだね。」
僭越ではあったが当日のお手伝いも兼ねて「自分の好きなもの」をお披露目させていただくことにした。
男湯脱衣場の空きスペース、壁に手ぬぐいを貼り付け、脱衣ロッカーの上にサンダルを並べさせていただいたが、我ながらよくまぁこれだけしまい込んでいるものだね、と思いつつも壮観な眺めに蕩けた。
開場時間ギリギリにセッティングが終了。
本来の展示品を拝見、愛でさせていただく。
女湯浴室では写真展。
脱衣ロッカー周りに、ニュー恵美須さんや神田湯さん大門湯さんをはじめとした、ご近所銭湯それぞれの写真と紹介文が展示されている。
もちろん浴室にも。
ぴーちさんの写真からも、店長さんの紹介文からも、銭湯愛がニュー恵美須さんの流れ風呂のように溢れ出ている。そんな心地好い空間とその空気に蕩けた。
この日は女湯に集中させたが、以降の会期中は男湯にも分散して展示するらしい。
営業中に写真を愛でながらお湯をいただけるなんて、想像するだけでたまらない。
男湯のアイス冷凍庫まわりには中野区のえごた湯さんのリニューアル前後の写真が展示されている。
「ご近所銭湯写真展なのに、なぜ中野区の銭湯さんの写真が?」と思われた方は番頭さんに聞いてみていただきたい。冷凍庫が繋ぐご縁で産まれた、区を跨いだ交流。なんとも素敵なエピソードを聞かせていただけるはずだ。
※「ご近所銭湯写真展」を飾る素敵な写真を撮影されたぴーちさんのTwitterアカウントはこちら。
そして男湯浴室では「桶と椅子の銭湯大秘宝展」
黄色に白、深いのに浅いの、広告つきや足付きまで!ケロリン桶だけでもこのバリエーション!
個人的に圧巻だったのはこの永久腰かけ揃い踏み。
まさか特大サイズにお目にかかれるなんて思っていなかった!MNT企画さんには感謝しかない。
※「桶と椅子の大秘宝展」に素敵すぎるコレクションを提供された田井中潤さんのTwitterアカウントはこちら。
好きな人たちが集まる空間は湯舟にお湯がないのに、たっぷり貼られているかの熱気だった。
サンダル達をちょっと低いところに展示場所を変えてみたり。
開放時間が終了し、お湯こそ入っていなかったが女湯側のトゴール浴槽でアヒルさんと共に蕩けたりした一コマ。
1日通して有意義な時間だった。
千代の湯さん、ぴーちさん、田井中さん、ご協力いただいた皆様、ご近所銭湯の皆様、この日お会いできた皆様、至福の時間をご馳走様でした🙏
※変わり湯情報をはじめ、こまめな更新が嬉しい千代の湯さんの公式Twitterアカウントはこちら。
※「すべてはこの日から始まった。」と言っても過言ではない、えごた湯さんでのあの日のブログはこちら。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️