湯の合う仲間と用事を済ませていたら、営業している銭湯が数えるくらいしかないほどの遅い時間になってしまったが、幸いにもこの日は車移動だ。
終電の時間は気にしなくていい。
「どうせなら…」と口に出した銭湯も一致した。
ということで湯の合う仲間と目指したのはスカイツリー。
そう、薬師湯さんだ。
「セントープロレス」と銘打ってバラエティ豊かな日替わり湯を展開していた、この週の薬師湯さん。
どうしても一回はお湯をいただきたかった。
訪れたこの日のお湯は「レインメーカー風呂」、水風呂は「ゴールデンスター水風呂」だ。
popも可愛くって楽しみでしかたない。
受付を済ませ、脱衣所で服を脱いでいるとガラス越しの浴室で湯舟にワインを投入している姿が見える。
ますます楽しみだ。
ピンク色の永久腰かけに座り、はやる気持ちを抑えながらしっかりと体を洗い清め、待ちに待ったワインを注ぎたてのレインメーカー風呂をいただく。
ワインの香りがかぐわしい。
いつもながらお湯の温度も柔らかさも絶妙。
壁に貼り出された掲示物を読みながら小判の浮かぶお湯で楽しく蕩け。
金色に輝くまろやかなゴールデンスター水風呂で心地好く蕩けた。
銭湯とプロレスのコラボ。
アリだなぁ。
湯上りのロビーではプロレスグッズを鑑賞し、さらにはステッカーまでいただいた。
いやぁ、来てよかった。
薬師湯さんは不思議だ。
決して空いてはいない、どちらかと言えば混んでいる方の銭湯さんだと思う。
それなのに場所が空くのを待ったりストレスを感じたりした記憶がほとんどない。この日に限らず。
これはただただタイミングなのか、お湯客同士の阿吽の呼吸なのか、薬師湯さんのなせる業なのか。
いつも不思議だ。
変わり湯だけじゃない薬師湯さんの魅力はそこにある。
この日も至福の時間をご馳走様でした🙏
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️
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※以前薬師湯さんでお湯をいただいたあの日のブログはこちら。