湯の合う仲間に以前から勧められていて、気になっていた荒川区の千代の湯さん。
コロナ禍で閉店時間が繰り上がっていたこともあり、なかなか行くことができなかったが、この日念願の入湯を果たした。
牛乳石鹸の暖簾も衝立の柄もタイルの柄もかわいらしくて自分好みだ。
使い込まれてはいるが美しく輝くカランからお湯を出し体を洗い清める。
柔らかいけど柔らかいだけじゃない。
そんな好みの手触りに早くも頬が緩む。
壁の下のほうには溶岩のような岩が積まれて迫力満点。
その岩の上を彩るのは赤と緑を中心とした鮮やかな配色のモザイクタイル絵。
そんなモザイクタイル絵を眺めながらまずは白湯をいただけば、手がカランで感じた心地好さに全身が包まれ蕩ける。
薬湯の湯槽にトゴール・ウォームタイトが沈められたトゴールの湯は、もともとのお湯の柔らかさと相まってさらなる心地好さ。
湯船の底に正座したり、浴槽内の段差に座ったりして、その心地好さを堪能してじっくりと蕩けた。
細かい事は分からないけど、単純に「好みだ」の一言に尽きる。
何かが突出しているという訳では無いのだが、その代わりにお湯も設備も女将さんもすべてにおいて自分好みに高レベルで融合している素敵銭湯さんだった。
またしても「アツシさん、きっと好きだと思います」とおススメしてくれた湯の合う仲間のお眼鏡に感謝だ。
ただ一言「ありがとう」でしかない。
今は火/木/日曜日と定休日が多くなっているのでお湯をいただきに行く際はお気を付けください。
至福の時間をご馳走様でした🙏
※1010、千代の湯さんの紹介ページはこちら。
都電沿いを彩る秋バラ。
夜も美しいが昼の姿、春に咲く姿も見てみたい。
いや、千代の湯さんとセットで必ず見に来よう。
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️