成長には痛み?を伴う。
この数日前、岩の湯さんでお湯をいただいた帰り際にご主人から「12月10日の土曜日に考えてることがあるから、天気が良かったらおいでよ、天気が悪かったら別日にするけどね」とお誘いを受け「何かやられるということですね?実はちょうどその翌日が自分の誕生日なので、自分へのプレゼントがてら必ず来ますよ!」と話していたのだが、好事魔多し。とはよく言ったものだ。
同居家族が濃厚接触者になり、そのあとコロナ陽性となってしまい数日間の自宅待機を強いられると同時に「禁銭湯」期間となってしまった。
「10日に岩の湯さんに行けないのでは?」と危ぶみもしたが、濃厚接触者の段階から隔離を徹底したこと、陽性者となってすぐに本人の希望でホテル療養に行ってくれたこともあってか、その後は本人も家族も経過は良好。
7日(水)に自分の待機期間を終え、前日の9日(金)には健康観察期間も無事に終了。
10日(土)、解禁一湯目の銭湯はもちろん岩の湯さんだ。
誘蛾灯に吸い寄せられる虫のごとく店内へ吸い込まれる。
「今日はこれを配ってるんだよ」と可愛いウサギが箱に描かれ、箱の外からでも分かるくらいいい香りを放つ来年の干支石鹸をいただいた。
ずいぶんとお気が早い。と思ったが
「早めに渡せば飾りたいタイミングで飾れるでしょ」とのご配慮らしい。言われてみればなるほど納得だ。
ただでさえ好みの岩の湯さんのお湯、さらに一週間ぶりの銭湯というおまけまでついたら、蕩けないわけがない。
永久腰かけに座り全身を洗い清めてから、強力ジェットの深湯、カランでの水浴びを挟んで浅湯、そしてまた水を浴びてをサッと繰り返して蕩けた🤤
岩の湯さんのお湯は温まりすぎるほどに温まってしまうことがあるので、心地好さにかまけての長湯は銭湯ブランクの身では禁物だ。
「明日が誕生日だって言ってたから、今日来たらあげようと思って準備してたよ」
帰りがけ、ご主人のご厚意で一緒に誕生日プレゼントもいただいてしまった。
至福の時間をご馳走様でした🙏
後日談。
「あいつ、遊んでる時から具合悪いって言ってたんだよね」
「こんな時期なんだし、それなら遊ぶなよ」
「その時は大丈夫だと思ったんだよ」
40℃近い高熱を出して何日か寝込んだことだし、経験して学んだことだろう。
気をつけたからどうにかなるものではありませんが、皆様もお気をつけくださいね。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※板橋区浴場組合公式サイト、岩の湯さんの紹介ページはこちら。
※2022年秋、岩の湯さんで蕩けたあの日のブログはこちら。