飯田橋駅近くで用事を済ませた後、ご夫婦に、ご夫婦がピッカピカに手入れした熱海湯さんにも会いたくなりお濠を越えて、神楽坂を少し登って脇に入ってと銭湯散歩。
今日は何か雰囲気が違うと思い、正面に立ち熱海湯さんを見つめる。
軒先に吊るされた屋号が入った見事な提灯が煌々と輝いている。
いつもと違う印象はこれのせいか。
訪れた時に楽しみにしている一つ、折り紙飾りはこどもの日と母の日をモチーフにしたものでどちらも可愛い。
もうすぐ5月なのに見事に咲き誇るシクラメン。
花たちを自慢するかのような誇らしげなタヌキさんにも迎えられて、下足箱に靴を預ける前の段階でもはや充実。
自分の中の「熱海湯さんといえば」の一つにグレーの永久腰かけがある。
大抵いつもは誰も使っていないのだが、この日は違った。
自分も使うことで、浴室に置かれた3つほどの永久腰かけすべてが使用中になった。
なんだか嬉しい。
「いつもありが湯ございます」としか言いようがない手入れの行き届いた浴室でピッカピカのカランを眺めながら、グレーの腰かけに座り浴室に負けないようピッカピカに体を洗い清め、熱めに拵えてくれたお湯をいただき、深湯と浅湯で交互に蕩けた🤤
軒先の提灯。屋号の裏は温泉マークと「SENTO」の文字が書かれていた。入る時も出る時も素敵だ。
暖簾をくぐって表に出たタイミングで、併設されたコインランドリーから戻ってくるところだった女将さんとばったり会え、「〇月ごろのあの花が~」とか「このシクラメンが~」とか「そのサツキが~」などと、お花談議に花を咲かすことができたのもまた楽しく蕩けた。
至福の時間をご馳走様でした🙏
いつもその時期毎に季節の花が入れ替えられて素敵な熱海湯さん。
お湯をいただきがてら、ぜひ愛でていただきたい。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、熱海湯さんの紹介ページはこちら。
※2021年に、やはり熱海湯さんのお湯とピカピカの浴室に蕩けたあの日のブログはこちら。