たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩 vol.216 東京浴場 品川区西小山 | 若いスタッフさん達の夢と情熱とアイデアが込められた現在進行形銭湯さんで蕩けた20200805

2020年7月にめでたくリニューアルオープンされた西小山の東京浴場さん。

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新設された看板スペース、可愛らしくもあるが高さもあり迫力満点だ。
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若き店長さんとは縁あって知り合い、その後も縁あって何度か顔を合わせお話しさせていただいた事もある。そんな彼が手がけた銭湯さん、リニューアル直後には来られなかったが、楽しみでしかない。
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朝風呂が5時から!!中休みを挟むとはいえ、夜も深夜2時まで営業とは頭が下がる。
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看板やガラスなど、以前の面影があちこちに残されているのが嬉しい。


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イケウチオーガニックの貸タオルを借りて、脱衣場、そして浴室へ。

まずは台に乗った2つの井水掛け流し樽水風呂が目に飛び込む。

廃樽を改修した手作りの水風呂。

良い感じの使用感にサイズ、これは楽しみだ。

体を洗い清めながら見回した浴室、以前から使っていたものだろうか、鏡広告が残っているのも嬉しい。

苦労話も多少なりとも聞かせていただいていた。

何度も何度も襲いくる困難を乗り越え、オープンを迎えることができた事を本当に嬉しく思いながらいただくお風呂は絶品だ。

そんな事を思いながら自慢の樽水風呂に浸かっていると、通用口からメジャーを持った店長さんが忙しそうに現れる。

「お疲れ様!オープンおめでとう!!お風呂いただいてますよ!」とご挨拶。

「連絡下されば!」と言っていただいたが、多忙であろう店長さんを営業中に拘束するほど野暮では無い。現にこの様子、判断は正解だった。

「いや、きっと忙しいだろうから黙って来たんだ。勝手にご馳走になるからお構いなく!ほらお仕事しちゃってくださいな!」と仕事に戻る姿を見送りながら、サイズも深さもちょうど良い樽に埋まり蕩ける。

 

湯上がりにロビーで休憩。
圧巻だ。

7.000冊というマンガや雑誌の数も凄いし、飲み物や軽いおつまみも揃っていてちょっとしたカフェに来たかと錯覚してしまいそうになる。
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自分が訪問したこの日はまだ使えずアザラシ専用スペースだったが2階に上がることもできるようだ。
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奥まった秘密基地風スペースがあるのも楽しい。
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心地好いお風呂で蕩けたあとに一人寛ぐにも、待ち合わせるにも使い勝手が良さそうで、早くも再訪問が楽しみだ。

 

オープンはゴールじゃなく、新たなスタートの始まりだ。

若いスタッフさん達の夢とアイデアと情熱が込められ、これからまだまだアップデートしていくだろう東京浴場さん、至福の時間をご馳走様でした🙏

※品川浴場組合、東京浴場さんの紹介ページはこちら。

shinagawa1010.jp

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