夕方に役員に呼び出され、聞かされたのはあまり芳しくない内容の社内非公式MTG。
それを受けて「まだ火曜日だよ…」と口に出してしまうほど、週末のような気疲れとどんより感を身にまとってしまった週の頭。
仕事なんて早々に切り上げて気晴らしに行くに限る。
三河島の雲翠泉さんはそんな気分の時にうってつけだ。
入口まわりのタイル遣いを愛で、美術館のような室内に入り脱衣場から愛でながら脱いだ服をロッカーに入れる。
浴室に移動してタイルに描かれた絵柄や、タイルそのものの使われ方を愛でながら体を洗い清めたら、まずは薬湯の濃厚な健美泉で体を温める。
大きな湯舟で手足を伸ばし、目の保養を行うにつれ、心の中で打っていた舌打ちの回数が減っていく。
湯に浸かってたり、壁のタイル絵の細部に見惚れたりを繰り返し、〆に「どこまで浸かった」かをはっきり教えてくれる、しっかりとした熱さの深湯で蕩けた🤤
高い天井の下でお湯に浸かっていたら、会社にいた時はクサクサしていた気分が、ある程度は晴れてきた、どうせならお腹も満たしてしまおう。と常磐線のガード下をくぐる。
みんな大好き空頭票を眺めてから明治通り沿いにある光栄軒さんへ。
注文したのはナス炒め定食。
どうですこの色つや!
トロトロお茄子をはじめとする野菜たちにこっくりとした濃厚なタレが良く絡んだ一皿は、口の中をやけどしそうなくらいアチアチなのに箸が止まらない。
ボリュームもそれなりにあったはずだがほぼノンストップでぺろりと平らげてしまった。
この食欲があるくらいなら明日以降も大丈夫だろう。
抱えさせられた問題は何も片付いていないが、明日以降の自分にしっかりと向き合ってもらおう。その気力は養えたはずだ。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
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