丸の内線に乗る時まで、いや、新大塚駅で下車する直前までは別の銭湯さんに行こうと思っていたのだが、自分の勘違いに気が付いて行き先を変更。
途中で雨が強くなってきたが、居場所も中途半端すぎて戻る気にはならない。
雨降って決意固まる。
小さな傘に一抹の不安はあるが前進あるのみだ。
行くと決め、歩みを進めてほどなく雨の勢いが穏やかになってきた。
この日がリニューアル前最終営業日の巣鴨湯さんに到着。
なぜか翌日の3/3(木)を最終日だと思い込んでいたが、前日に気がつくことができて良かった。
ピンクと紫の配色が可愛いこの下足箱とも今日がお別れだろうか。同じ色遣いした傘入れともども可愛くって好きだったな。
フロントで受付を済ませ、ロビーで感謝の気持ちを表すゆっポくんに挨拶してからお湯をいただく。
ヨット柄が施された排水口の蓋を愛でたり、鏡に施された装飾を愛でたりしながら体を洗い清めた後、自分はハート形だと思っている湯船の片側、ぬる湯の浴槽に浸かり雨で冷えた体をじっくり温める。
柱のタイル使いだったり、ステンドグラス調の立ちシャワーブースの仕切りだったりを湯に浸かり、水風呂に浸かりしながら愛で、巣鴨湯さんを満喫。
今日もいいお湯、いいサウナだったよ。ゆっポくん、ありが湯。
ロッカーキーとタオルを返却すると、交換するかのように｢来てくれた皆さんにお配りしているの｣と｢ありがとう｣おせんべいをいただいた。
こちらこそありが湯ございます♨️でした。
さて帰路へ。と靴を履きながら見上げたガラス飾りを愛でる。
こんなところまで可愛いじゃないか。細部まで意匠が凝らされてたまらない。
至福の時間をご馳走様でした🙏
｢夏頃にはリニューアルオープンのお知らせができると思います｣との事。
どんなお風呂屋さんになるか楽しみだ。
大塚駅に向かって雨上がりの折戸通りを歩きながら妄想を膨らませた。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
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