この日に仕事終わりに足を運んだのは池袋のシネマ・ロサ。
目当ての作品は「もう一度生まれる」
と、同時上映の「還る」
この日は上映後にトークイベントもあるとのことで、そちらも楽しみだ。
ロビーを彩るパネル。
キャスト一人一人のパネルもあり上映前から楽しめた。
神奈川県鶴見にある温浴施設「お風呂の国」を舞台にした2作品はどちらもずっしりと重量感があり、作り手の思いが伝わる素敵な作品だった。
その思いは、上映後、壇上に登られた堀川湧気監督、キャストの斉藤天鼓さん、伊澤恵美子さん、映画史研究家の春日太一さんが作品に関して語った熱い思いを聞き、いっそう強くなるというものだ。
映画を観終えて、終映後のトークイベントを観終えて劇場を出たら、いや劇場にいる時から銭湯に行きたくなっていた。
会場で偶然出会ったお風呂友達と感想などを話しながら池袋駅まで一緒に向かい、改札前まで送った後もう一度地上に出て、もう一度地下に下りる。
向かった先は自分にとって地下のオアシス、平和湯さん。
映画のポスターのように湯船のへりに頭を乗せてお湯をいただく。
こうして明るく清潔な浴室で自分が湯に浸かれるのは、しっかり清掃してくれる人がいるからだといつも以上に感謝しながら、やわらかなお湯に蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
コロナ禍に襲われ始めたあの時はこうして銭湯に行って、湯上がりに飲み物を飲む。そんな些細な日常すら奪われていた。
元に戻りつつあるように思えもするが、まだまだ不安は同居している。
今はまだ「もう一度生まれる」ため濾過槽のまっただ中にいるのかもしれない。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
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