巨大な手のひらの上でアヒルちゃんたちが戯れる町、高円寺。
とはいえこの日の目的はアヒルちゃんではない。この高円寺にあるシアターバッカスで、この日上映された「SF特撮映画セレクト28 第一部」が目的だ。
進行とMCをつとめられたのは真柳美苗さんと職業怪人カメレオールさん。
プログラムは、飯塚貴士監督が脚本も書かれ、出演もされた独特な世界観がなんとも楽しい「新春すごろく映画「うさぎら、アコンカグアへ行く」2023.1.5の結果編」から始まり
水野博章監督が脚本も書かれ「そういうことだったのか!」と膝を打つことうけ合いな「脳内戦線異状アリ」
美しい映像と音楽が印象的な、リトアニア出身のミルダ・バギンスカイテ監督「ぼくらの世界」
宮崎県の映画制作者さんたちが、同じく宮崎県の10歳の子供たちと作った怪獣特撮映画「KINGSFALL」
間に作品の関係者さんが登壇してのトークタイムを挟んで、この日ここに来なかったら出会えなかったかもしれない個性的な作品たちが目白押し。
トリを飾ったのはハピモンアワード2023上期大賞受賞作品「死後写真」
大好きな作品との再会に、またもや涙して蕩けた🤤
見る度に上がる解像度。
上がれば上がるほど、沁みる深さも深くなる。次に観た時、自分がどんな感想を抱くのか楽しみだ。きっと切なさにたまらなくなって、また泣くんだろうな。
至福の時間をご馳走様でした🙏
余韻に浸りつつ高円寺から池袋に自転車移動。
道中では違うアヒルちゃんに遭遇。
到着した池袋ではまず「野球どアホウ未亡人」に染まる平和湯 さんでお湯をいただく。
松の葉が浮かぶありがたみのありそうなお湯に浸かり、自転車移動で冷えた体をしっかり温めてポスターに書かれたキャッチコピーそのままに「銭湯って、気持ちいい♡」と蕩けた🤤
いぐさ湯をいただいた時にも時にも思ったが、平和湯さんのやさしいお湯に天然素材系はとても良く合う気がする。
至福の時間をご馳走様でした🙏
死後写真、平和湯ときたらもちろん 「野球どアホウ未亡人」も見逃せない。温まった体でシネマ・ロサへ。
この日の上映後には関西で開催された時のレポートを読んで、いつか見てみたいと思っていた西尾孔志監督と小野監督の濃厚トークが行われるというのだからなおさら見逃せない。
上映後に行われたアフタートーク。
西尾監督と小野監督に挟まれた森山さんの首がどうにかなってしまうのでは?と心配になるくらい会話のラリー応酬が繰り広げられる姿を目の当たりにして蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
日中から欲張って、初見にリピートにと何作もの映画を観た一日。
「どの作品が良かった?」なんて質問されても野暮な回答はない。
「どの作品も良かった」に尽きる。
心なしか首が凝っている気がするのはラリーのせいか、単なる気のせいか。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※個性的な作品をたくさん見せてくれた「SF特撮映画セレクト28」高円寺シアターバッカス公式サイトでの紹介ページはこちら。
※ハピモンアワード2023上期大賞受賞おめでとうございます!映画「死後写真」公式サイトはこちら。
※平和湯からの野球どアホウ未亡人。どアホウ優勝コースで蕩けたあの日のブログはこちら。