3月中旬に「サウナとチル at 金春湯」という企画を見かけた。
定員が12名ということは、集まった方全員が男湯だったとしても12人しか金春湯さんの浴室にいないということになる。
さらにコーヒーも飲めて、シーシャまでもが楽しめる。そんなチャンスはそうそうないので申し込みを済ませたのは言うまでもない。
金春湯さんでいただくサウナ室も湯船も水風呂も交互浴も大好きなのだが、昨今の人気ぶりに訪問ペースが落ちていた。
しかしこの日はMAX12人。
荒天でもない日に混み具合についてなんの気兼ねも心配もしないで金春湯さんに向かうなんて、数年ぶりじゃなかろうか。
そんな贅沢な悩みを、思うまま気のまま浅湯に深湯に水風呂に浸かるたび、サウナ室で蒸されるたびに汗と一緒に流して贅沢すぎるくらい贅沢に蕩けた🤤
お風呂タイムの後はチルタイム。
「金春湯さんが大好き」な方々と一緒に挽きたてコーヒーを飲み、フレーバーが違う5台のシーシャを代わる代わる堪能、香りと味と楽しい会話に包まれて脱衣場でもまた贅沢に蕩けた🤤
同時に時間も溶けていたようで、楽しすぎる時間はあっという間に終了。
貴重な機会と至福の時間をご馳走様でした🙏
準備と片付けもありが湯ございました🙏
金春湯さんを後にして、もう一軒銭湯に向かうべく西大井駅方面に徒歩で向かった。
キャンバスのような壁面に出会ったり、
水の流れを感じる路地に出会ったりしているうちに
空にそびえる煙突が見えた。
どうやら裏手から目指していたらしい。
目指していた銭湯は大井の東京浴場さん。
まずは正面に回って道路を渡った向こう側から外観を愛でる。
花越しに見る姿も、建物だけの姿も美しい。
道路向こうで散々撃ち抜かれてから道路を渡り、近くから愛でる。
ガラスブロックやタイル遣いなど細部まで愛でポイントだらけだ。
ところどころに配されたピンクがアクセントになって映えることこの上ない。
いよいよ靴を脱いで店内へ。
岩や緑が見事な庭が見える脱衣場で脱いだ服をロッカーに入れて浴室に入ると、ガラスの向こうにまた庭が見える。
壁で仕切られることが多い男女湯の境界が、東京浴場さんでは富士塚のように高い岩がある中庭で仕切られていた。
これは見事だ。
その外観を眺めたく明るい時間に来てみたが、遅い時間にこの眺めは堪能できなかっただろうからこれは思わぬ儲けもの。
しっかり熱めの浅湯と深湯、飛び地になっている薬湯の湯船に浸かり、高い天井やガラスブロック、中庭にタイル遣いにと満載な愛でポイントを眺めながら蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
久しぶりにいただいたが金春湯さんのお風呂はやはり好みだった。
億劫がらずに行かなくちゃだ。
そして東京浴場さんの佇まいにはただただ痺れた。今度は夜の顔にも会ってみたい。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※「サウナとチル」会場となった金春湯さんの公式サイトはこちら。
※品川浴場組合公式サイト、大井 東京浴場さんの紹介ページはこちら。
※企画立案にシーシャや珈琲の準備をしてくださったザっくりととのうサウナ入門さんはこちら。