3月終わり「神代植物公園のヒスイカズラが開花した」とSNSで見た。
実物を見たい。
※こまめな開花情報が嬉しい神代植物公園の公式Twitterはこちら。
年度中には使い切れない有給休暇も残っている。
ということでおにぎりを買い込んでキュウジツサンポをスタート。
まずは京王線の線路沿いを府中方面に歩いて鬼太郎ひろばへ。
入口近くで笑顔の鬼太郎像が出迎えてくれる。
楽しそうに踊る河童に愛の手を入れる三平とタヌキ。
滑り台になっている鬼太郎ハウス。
中に置かれたテーブルではお子さんが勉強?にいそしんでいた。
ボルダリングもできるぬりかべ像。
長~い一反木綿像。
一見誰もいない公園のように見えるが、実際は公園自体もどの像も子供たちに大人気で、映り込まないように写真を撮るのが大変だった。
次に訪れたのは調布IC近く、住宅街の中にある覚證寺。
こちらには水木しげる先生が眠るお墓があり、ファンのワタクシはたまに訪れて手を合わさせていただいている。
ご自身が「調布のミケランジェロ」と絶賛した石材店さんによる手彫りの妖怪たち、何度見てもお見事だ。
手を合わせた後は国道20号沿いを調布駅方面に天神通り商店街まで歩いて、布田天神前交差点を左折。
水木先生も散歩コースにしていたという布田天神社へ。
お詣り後の境内で鬼太郎おみくじに遭遇。
ひかないわけにはいかない。
目玉おやじの大吉を引き当てた。
可愛いので持ち帰り、財布に入れてお守り代わりにしよう。
中央自動車道の高架下を通り、野川を越えて鬼太郎茶屋へ。
深大寺門前にあることもあり、平日の昼間でも大盛況だった。
鬼太郎茶屋ではじゃころっけをいただき小腹を満たすのがいつものコース。
河童の三平柄と目玉のおやじ柄のケロリン桶がかなりのスペースを取って販売されていた。買って帰りたいところだがこの後まだまだ歩きたいので今日は見送ろう。
深大寺に詣でるのも忘れない。
そしていよいよ、メインイベントのひとつ神代植物公園へ。
深大寺門から入り、雑木林を抜けたあたり、桜が咲き誇っていたエリアでおにぎりランチ。
ヒスイカズラの待つ大温室へ。
いた!
まだ開花したばかりということで、この日見られたのは大きな花序が一つと小さな花序が二つ。
見上げる首が痛くなっても愛でていたい美しさだ。
数は少なくても、大きさは小さくても、この鮮やかさは目を惹きつけてやまない。
こちらはヒスイカズラの蕾、もう少し日にちを置いてからでも楽しめたようだ。
自生地ではオオコウモリが蜜を吸ってh¥受粉を助けてくれるらしい。一つ学びが増えた。
そして温室といえばビカクシダも外せない。
愛でごたえのあるド迫力の大株。
水面に映る桜を愛でながらひと休みして退園。
植物園を愛でた後は川の流れも、桜や菜の花をはじめとする草花が美しい野川沿いを歩き、銭湯を目指す。
鴨さんたちも散歩しているようだ。
水車なんかもあったりするのどかな雰囲気を堪能しながら歩く。
西武多摩川線の線路下をくぐって武蔵野公園野球場あたりまで来たあたりで雲行きが変わり、風が強く冷たくなり、土砂降りの雨に見舞われた。
雨が弱くなるたび、同じように雨宿りをする人達で賑わう橋下から橋下へと移動して前進してはみるものの一向に止む気配がない。
野川の源流まで歩く予定だったが新前橋でこの日は断念。
ここからなら武蔵小金井駅が近いようだ。電車に乗って銭湯を目指そう。
中央線の国立駅から歩くこと数分
鳩の湯さんに到着。
改装される前から来てみたいと思っていたがなかなか足を運べず、この日やっと来られた鳩の湯さんは「あぁ…ここ好きだ…」どこにいてもその温かさに心の声が漏れる銭湯さんだった。
来ているお客さんたちが鳩の湯さんを好きなことが湯船に浸かっていてもサウナ室で蒸されていても、外気浴スペースで涼んでいても、とてもよく伝わってくるといえばいいのか、お湯のお風呂や、サウナ室の温かさといった物理的な温かさではない。あくまで主観たっぷりの抽象的な例えになってしまうが、自分にとっての感覚的な温かさが施設を包んでいる気がした。
そんな鳩の湯さんの温かさに蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
個人的一番の愛でポイントは看板に描かれたハトさんのハトだ。
遊び心が可愛い🥰
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※四季折々の愛でポイントがたくさん!神代植物公園、公式サイトはこちら。
※鳩の湯さんの公式サイトはこちら。