通勤圏にある事もあり、ちょくちょく足を運んでいる熱海湯さん。
いつも素敵な笑顔で優しく迎えてくれるご主人と女将さんが受けられたNHKのWeb取材記事を読んで、またお二人に会いたくなった。
※「これまで以上に、丁寧に掃除するようになったんですよ」女将さんが語られるWebリポートはこちら。
という事でこの日も飯田橋でメトロを下車して神楽坂を登る。
混雑する神楽坂を避けるようにに入り、石畳の階段を抜けて熱海湯さんへ
熱海湯さんの軒先には鉢物が沢山置かれていて、どの季節も目を楽しませてくれる。
この日は紫の花が暖簾と良く合っていた。
入口に置かれた切り絵も鮮やかで、見るたびにいつも見入ってしまう。
番台下にいたご主人に入浴料金を支払い
「インタビュー記事見ましたよ!」と伝える。
「もう出てるの?まだ見ていないんだよなぁ。」ということだったので、自分のスマホでページを開き、ご主人と一緒に記事を読む。
実際にインタビューを受けたご主人から「この写真は実際に湯船に入って撮ってたよ!」とか「最初はキツそうだったけど、熱さに慣れるまで頑張ってたよ」とか取材時の話を聞きながら一緒に読む記事は、一人で読むのとはまた違って面白いものだ。
ご主人とたっぷり話した。次はたっぷりお湯をいただく番だ。
取材に来た方がお湯の熱さにてこずった話をしていた通り、実際に熱海湯さんのお湯は熱めだ。
しかし薪沸かしした地下水のおかげだろうか、そのお湯に浸かっていても刺さるような刺激は少なく感じる。
熱さとまろやかさが同居していてむしろ心地好い。
これはぜひ体感していただきたい。
珍しい灰色の永久腰かけがあるのも個人的に好きだ。
あつ湯に浸かって、永久腰かけに座って眺めるペンキ絵とタイル絵、最高ですよ。
湯上がりには友人と合流して池袋の伯爵さんへ。
熱海湯さんの後だからか、「重み」を感じる所に行きたかったようだ。
絨毯も重厚だが、ビロード張りの椅子もまた重厚だ。
照明もまた重厚。
そんな空間の中でひときわ目を引くこのメニュー。
ほぼノータイムで決定。
ボリュームも味も申し分無し!!
階段の「ありがとうございました」。
こちらこそ素敵な時間をありがとうございましたです。
満たされたお腹を抱えて階段を降りる極上の夜。
熱海湯さんからの伯爵。
場所は離れているが、昭和の歴史を感じる良きコースだった。
至福の時間をご馳走様でした🙏
※以前に熱海湯でお湯をいただいた訪れた時のブログがこちら
※1010、熱海湯さんの紹介ページはこちら。
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️