見事なペンキ絵とタイル絵が美しい、JR東日本の「銭湯めぐりスタンプラリー」パンフレットやポスターに使われたこの写真。
この絵には見覚えがある。
熱めのお湯、道中の石畳の階段。見事なタイル絵とペンキ絵にモモテツ桶。
自分の「好き」が詰まった一軒。
飯田橋の熱海湯さんだ。
これは実物を見に、お湯に浸かりに行かなくてはならぬ。
石畳の階段を歩き気分は盛り上がる。
階段を下りきれば熱海湯さんだ。
重厚感ある佇まいが美しく、いつも数分眺めてしまう。
番台のお父さんに入浴料金を支払い、フェイスタオルを一枚借り、前日から始まったスタンプラリーの台紙に一つ目のスタンプをいただく。
「せっかくなので実物を拝見しに来ました。ラリーのスタートにも相応しいと思って♪」とお伝えして、お湯をいただく前に脱衣場でご主人とペンキ絵とタイル絵について談笑。
さらには常連さんを交えて雑談、これもまた善き時間。
熱めに沸かされたお湯に浸かり、富士山を眺め、鯉を眺める。
至福だ。
カラダが蕩け、ココロも蕩ける。
ハッキリと白と赤のツートンカラーになった体にモモテツ桶に汲んだ水をかけてクールダウン。
水を浴びながら、桶が床に当たる音を聞いて耳からも蕩けた。
舞妓さんと鯉が描かれた自動販売機、他所でも見かけるが、ここで見る熱海湯さんの店構えとのフィット感が自分好み。
しっかり温まったカラダとココロで石畳を今度は登って駅に向かう。
至福の時間をご馳走様でした🙏
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️