この日訪れたのは三軒茶屋の駒の湯さん 。
女優の清水みさとさんが、4月に開催されたイベント「サウナ図解」で推していた駒の湯さん。
6月末に開催されたSPAフェスでもやはり駒の湯さんの名前をあげておられ、ますます気になる銭湯さんになっていった。
そんな駒の湯さんについに訪問。
入口のタヌキが可愛い。
まずは体を洗い清め、水風呂で水通しする。持参のペンギン水温計が13℃を指す、長さも深さもある水風呂。
ヒエヒエだが穏やかな水が体にすんなり馴染む。
銭湯ではなかなかお目にかかれないこの水温。
自分以外、誰もいなくなったのでゆっくり身体を伸ばし、じっくり水と一体化するように蕩けていく。
心地好い。
水通しを終えて、クールダウンした体の水滴を拭いサウナ室へ。
BGMは普段あまり聴かない演歌。
知らない曲が続くが、サウナ室で聞く演歌、なんだか馴染む。
何曲か目でかかった「天城越え」に心打たれる。
これは名曲と再認識し、曲を堪能しながら汗をかく。
サウナ室内は胡座で読書にはげむ常連さん率高し。
湿気や手汗で、本はシナシナにならないのだろうか?そんな事を考えたり、
清水さんが「落ち着く過ごし方」と紹介されていた体育座りで過ごしてみたりしながら、のんびりとサウナを楽しむ。
「体育座り」...普通に足を下ろして座るのは違う温まり方で面白い。
座る位置や高さだけじゃなくて座る姿勢でもこんなにも体感が変わる、つくづく奥が深い。
たっぷり汗をかいてから再度水風呂へ。
体を沈めて、じっくりクールダウン。
洗い場に置いた椅子に座り、一度目の休憩。
最初からそこそこのディープリラックスが訪れる。
赤いキリン模様に染まり始めた身体の水滴を拭い、ゆらゆら揺らぐ感覚を楽しみながら深く呼吸する。
回数を重ねるごとに濃くなるあまみ。
3セット目ともなれば、すっかり真っ赤に浮かび上がっている。
揺らぐ感覚の振れ幅もだいぶ大きい、浴室の隅っこに椅子を置いて座り、かなりとろとろに蕩けた。
多くのお客さんで賑わい、サウナも水風呂も出入りは少なくない。
それなのに不思議と落ち着ける、駒の湯さん、良き空間。
またイキタイ。
湯上りに駅までのんびり歩きながら街並みや看板を眺める。
カラフルで味のあるフォントの看板に目を取られ、つい足が止まる。
これもまた楽しい時間。
遅い時間だったので閉まっている店が多かった。
三軒茶屋、今度はもっと早い時間にまた来よう。
こんなに心地好いんだもの。
どの時間帯でもきっと楽しいはず。
至福の時間をご馳走様でした🙏
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️