たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩 vol.637 千代の湯 / 荒川区尾久 | 「銭湯の開店準備して一番風呂に入るツアー」で、みんなが、みんなで、みんなと準備したお風呂に蕩けた20231126

「一歩も動かないツアー」や「獅子舞研究家と行く!獅子舞体験ツアー」、「トーキョー立ち話フェスティバル」などなど興味深いツアーをたくさん企画している「マニアなツアー」さんが「銭湯の開店準備して一番風呂に入るツアー」なるものを2023年11月26日(日)いいふろの日に千代の湯さんで開催された。

※マニアなツアーさんの公式note、「銭湯の開店準備して一番風呂に入るツアー」参加者募集時の紹介記事はこちら。

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募集からあっという間に満員御礼となったこのツアー。
ガイドは千代の湯店長、長谷川氏。
冒頭に記しておきますが、脱衣場、浴室での撮影は禁止されております。掲載した写真はイベント開催時に施設の許可を得て撮影、掲載しております。

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参加者全員の受付が終了したら、濡れても良い服に着替えて再度集合。

バックヤードを案内され設備の説明を受け、実際に操作する参加者さんたち。

こんな機会でもなければ普段なかなか触る機会もなさそうな設備に興味津々。

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僭越ながら自分もちょこっとお手伝い。
参加者さんと一緒にカランや鏡、ケロリン桶や椅子に湯船を洗い終える。
皆さんの作業っぷりには体験とは思えない作業への熱量を感じた。
千代の湯自慢のトゴールの湯に使われている「石」そのものの姿を見せてもらった後は湯船への投入体験。

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ある程度のお湯が溜まったらジェットバスのスイッチオン!
代表者がスイッチを入れ、吹き出すジェットに湧き上がる歓声

店長によるポリッシャー講座。
華麗なポリッシャーさばきを見た後は代表者さんも体験。
コツをつかむと面白いくらい自由に動かせるが、慣れるまでは手ごわいのよね。
ちなみに自分は、コツをつかむ>間が空く>コツを忘れるのループを繰り返し、現在はすっかりコツを忘れているターンです。

浴槽にお湯が溜まるまでトークタイム。
銭湯を継ぐことになったきっかけや一銭湯ファンとしての思い、参加者からの質問コーナーなど、もりだくさんかつ濃厚な内容に参加者さんと一緒に聞き入る。

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トゴールの湯の浴槽にお湯が溜まったところでこの日の変わり湯、「ルイボスティーの湯」の素の投入体験。透明なお湯がルイボスティー色に染まっていく様子にも歓声が沸き上がる。

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勢いよく湯船からあふれるお湯。
完全に自分の趣味の写真です。

開店時間が近づき、一般のお客さんたちと一緒に入店するべく一度お店の外へ。

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外の寒さが吹き飛ぶくらいに、参加された方々の熱量こもったツアーの後、皆さんがきれいに掃除した脱衣場で脱いだ服をロッカーに入れ、皆さんときれいにした浴室で皆さんで沸かしたお風呂をいただいて蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏

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・釜場や濾過器などバックヤード見学
・浴槽洗い
・カラン回り/鏡洗い
・桶椅子洗い
・脱衣場清掃
・給湯作業
・ジェットバスなど各種スイッチ操作
・番台体験

ざっと挙げただけでもこれだけの仕込み作業を見学体験でき、男性の方は女湯に、女性の方は男湯に。と普段は立ち入ることができない部分にも入ることができたこのイベント。
参加者さんたちの熱量で湯が沸くんじゃないか?とすら思えるほどのあの盛り上がりと充実っぷりなら、きっと第二回が開催されるはず。銭湯のウラ側が気になる方、お見逃しなくですよ。

最後までお読みいただきありが湯ございました🙇‍♂️

※よそでは味わえない!個性的なツアーを楽しみたいならここ「マニアなツアー」公式noteはこちら。

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※引継ぎ前の千代の湯さんで、おかみさんのポリッシャーさばきに蕩けたあの日のブログはこちら。

tamayura-yu.hatenablog.com