店頭に虎がいる銭湯、北区の豊島湯さんに行ってみた♨
自分が訪れたのが遅い時間ということもありほとんどのお店の営業時間に間に合わなかったが、自前のサイトを持っていたり、毎月第1金曜日・土曜日の2日間に金曜土曜市という全店参加の夕方市を開催していたりと活気のある商店街。豊島中央通り商店街に面している。
※活気とムードに溢れる豊島中央通り商店街、公式サイトはこちら。
歩道を覆うように赤い雨避けが商店街の多くの店先でつけられているようだが、豊島湯さんの雨避けだけがこんもりと盛り上がっていた。
正面から見ても盛り上がっているのが分かる。
その理由はこの見事な唐破風屋根。
破風屋根のカーブに合わせてしっかり組まれた鉄骨が愛でポイントの一つだ。
玄関の左右に展開するコインランドリー。
それぞれ看板のフォントが違うのも愛でポイントの一つ。
欄間を彩る屋号入り磨りガラスもたまらない愛でポイント。
そして冒頭にも書いた「虎」
思っていたよりデカい。
乗りたい衝動をグッと堪えて眺めて愛でるだけにとどめるて入店する。
今にも湯船に降り注がれそうな勢いで力強く描かれているのは雄大な滝のタイル絵が壁面を彩る浴室で、見上げた滝に打たれて(いる気分で)やさしい強さの電気風呂でシビレて蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
湯上りに玄関先で涼んでいたら、ランドリーの片付けに出てきた女将さんが話しかけくれて、虎のことや他の置物のことを丁寧に教えてくださった。
なんでもこの虎さん、過去に誘拐されかけたことがあるとか!
そして、靴ベラは牙のここが定位置らしい。
知らない人に連れていかれないで良かったね。とアクエリアススパークリングで乾杯。
今度はもっと早い時間に訪れて商店街もあわせて堪能しよう。できれば金曜土曜市の開催日に。
豊島湯さんでお湯をいただいた際には、女将さんから「お客さんが「虎のはく製、あげちゃうの?」と声をかけてくれて、「えっ?」って急いで表に出て助かったのよ。」なんて、虎の剥製や他の置物にまつわるエピソードをぜひ直接聞いていただきたい。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、豊島湯さんの紹介ページはこちら。