明神湯さんでお湯を頂いた後、もう一軒以前から気になっていた第二栗の湯さんへ足を伸ばすべく、池上線を越え、環八通りを越え、河原坂なる坂を通っている時に「多摩川まではまだ距離があるはず…」と思っていたところ標識柱に
現在の鵜の木二、三丁目付近は昔、多摩川の河川敷であったので「河原」という地名で呼ばれていました。
「坂名の由来は、この河原に出る坂道であったことによるといわれています。現在は切通しになっていてゆるやかですが、昔は道幅も狭く急な坂道で、河原の畑を往来する荷車などは大変難儀をしたそうです。」
と書かれていた。
切り通される前の急な坂道も歩いてみたかったな。
坂を経たのち、多摩川線の鵜の木駅を通り過ぎ、住宅街を多摩川方面に向かってさらに歩いて第二栗の湯さんに到着。
「さらに」と書いたのは自分が雪が谷大塚の明神湯さんから歩いてきたからで、最寄りの鵜の木駅からだったら5分足らずの距離だと思う。
「第二」が縦、「栗の湯」が横に配された屋号看板が目を惹く。
個人的に「の」の字が愛でポイントだ。
建物側面のガラスブロックにも
タイルの上に貼られた装飾にも
面格子にも目を惹かれ、見事な装飾が施された佇まいに入店前から見蕩れてしまった。
入店し受付を済ませた後も、脱衣場と浴室仕切りのステンドグラスに、十和田湖の乙女の象が書かれた浴室側面のタイルにミュシャの絵が描かれた男女湯仕切り壁のタイルと愛でポイントだらけだ。
電気風呂ユニットがついたガリウム浴泉に、この日は草津温泉の湯がふるまわれていたあつ湯の薬湯浴槽、コンパクトながらしっかり熱が入るサウナ室にキンキンに冷たい冷水が放たれる立ちシャワーとお風呂まわりもまた愛でポイントだらけなのだ。
お風呂もサウナも好みな施設ってどっちにも入りたくって困る。なんて贅沢な悩みを抱えながら、お風呂でサウナ室でシャワーブースでカラン前で蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
第二栗の湯さんは想像通り、いや想像をはるかに上回って好みだった。
湯上がりのロビーでは女将さんに「お客さんが描いてくださった」というお店の絵と、猫さんの絵を見せていただいた。お客さんからの愛され度が伝わりますなぁ。
鵜の木駅周辺の町並みも自分好みだし、きっとまた来る。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
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