この日から、2019年以来3年ぶりになる世田谷湯屋めぐりが始まった。
日常であまり行かないエリアなので、この機会に足を運んでみよう。
「普段行かないエリアに行くきっかけになる」前回もそうだったがスタンプラリーのいいところの一つだ。
ということで今回の1軒目に選んだのは奥沢の松の湯さん。
東急目黒線奥沢駅で初めて下車してMYCITY OKUSAWA のアーチをくぐる。
3つ目くらいの角を右折してすぐのところに松の湯さん発見。
写真では暗くて分かりづらいがそびえ立つ煙突が見事だ。
大きく力強く書かれた「松の湯」の屋号も見事だ。
鈴栄堂さんの鮮やかな福助タイル絵。
下足箱の鍵が脱衣ロッカーの鍵も兼ねているらしい。これは楽しい。
はじめて訪れる銭湯さんはドアを開けるまでドキドキする。
自動ドアなのについ手で開けようとしてしまった。
広々した浴室には嬉しいことに永久腰かけが7つもあった。迷わず手に取り腰をかけて全身を洗い清める。
浴槽は3つ、中央にジェットがついた円形の浴槽、左に深湯、右に赤ランプとジェットの付いた浅風呂と充実。
円形ジェット風呂を中心に、しっかり温まるやさしい温度の滑らかなお湯を交互にめぐり、湯ったり蕩けた🤤
スタンプラリー、ありが湯ございます♨️おかげで松の湯さんに巡り会えたよ。
至福の時間をご馳走様でした🙏
行きにくぐったアーチを今度は反対側からくぐる、あちら側から見た時は時計だったが、こちら側には「ホッとするOKUSAWA-GINZA」のコピーと共にキャラクターが描かれていた。
帰りは奥沢駅から乗車せず、自由が丘駅まで散歩することにして自由通りを北上。途中で奥沢大蛇通りという印象的な名が付いた通りをを横切る。
機会があったら由来を調べてみたい。
後ほど調べたところによると、自由通りとの交差点に鎮座する奥澤神社に、江戸時代に当地で疫病が蔓延した時に八幡神から藁で作った大蛇を担いで村内を回るよう夢のお告げがあり、従うと疫病が治まったことに由来があるらしい。そのあたりから名付けられたのかな。また奥澤神社で9月に行われる例大祭では大蛇お練り神事が行われ、担がれた大蛇は社殿内で1年間安置した後、鳥居に巻きつけられるとのこと。こちらもなんとも興味深い。
自由通りを北上するうちに九品仏川緑道に当たったので左折、緑道をのんびり歩いて自由が丘駅へ向かった。
あと5軒、どこでお湯をいただこうか。
楽しみが膨らむ。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、松の湯さんの紹介ページはこちら。