徒歩圏内に山の湯、あずま、妙法湯に五色湯。足を延ばせば千川の大黒湯にも大山のみやこ湯、第二富士見湯にも行けてしまう。嬉しい悩みに自分の「したい」を整理した。
サウナはあってもなくてもどっちでもいい。
漢方系の濃厚な薬湯に入りたい。
冷たい水風呂にも入りたい。
優しい水風呂にも入りたい。
露天風呂があるとなおよし。
決まった。
そんなわがまま気分を満たすべく訪れたのは、豊島区要町にある健康ランド末広湯さん。
この日の気分が全て叶う、浴槽がとても豊富な町の銭湯さんだ。
案内板を読むだけでも濃厚さが伝わってくる漢方延寿薬湯。
それでは七色の風呂を堪能させていただきましょう。
広い浴室で、可愛いカッパのモザイクタイル絵を眺めながら体を洗い清めて、まずは優しい方の水風呂で水通し。30℃弱くらいの水温に包まれて、体の粗熱をとりながら優しい温度に蕩ける。
あらかた冷めた辺りで、隣に配された濃厚な色と香りがたまらない薬湯に移動。香りに蕩けながら、冷やした体にじっくりじっくり熱を入れる。
薬湯でしっかり熱の入った体を冷やすのはサウナ室前にある水風呂だ。コンパクトサイズながらしっかり冷たくて心地好い。
水風呂のすぐ隣には岩づくりの備長炭露天風呂がある。導線も嬉しい上に打たせ湯も設けられていてさらに嬉しい。さらに日曜日には那須から取り寄せた湯の花風呂がふるまわれるらしい。自分は平日にしか来たことがなく、未体験なのでいつか味わってみたい。
混んでいるようだったのでこの日は見送ったが、末広湯さんのボナサウナってオルゴールの音色がBGMでとても心地好いんだよな。サウナ利用者用の休憩スペースもあるし。
看板に書かれた「憩の湯」の文字は伊達じゃない。お風呂利用だけでもすっかり蕩けてしまった。
次はサウナも利用してさらにゆっくり蕩けるとしよう。
至福の時間をご馳走様でした🙏
お湯をいただいた後は駅までの道を路上探検。
屋号が力強く書かれた看板から送られているらしき念に足を止める。
どうやら電話番号にふられたルビが呼んでくれていたらしい。
クイナ ヨククーワとはよく考えたものだ。
営業時に訪れてご主人か女将さんに言われてみたい。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※2019年に末広湯さんでお湯をいただいた時のブログがこちら。
※豊島区浴場組合、健康ランド末広湯の紹介ページはこちら。