たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩 vol.061 クアパレス / 千葉県習志野市 | ここが銭湯?べるさい湯の風格に蕩けた20190827

この日は日中の予定のため、有給休暇。

予定は終わった。

「どこの銭湯に行こうかな...時間あるし遠征も良いな。」

そんな事を考えながら、友人と交わしたメールの中に「今日行こうと思っている」と1軒の銭湯さんの名前が挙がった。

「クアパレス」またの名をべるさい湯。

spa-tokyo.net

写真やイラストで見る度、行った人から話を聞く度に情報量が増え、「?」が増え、妄想を広げていた、あの銭湯さんだ。

「自分もイキマス。」と、他の用事を済ませつつ一路東へ。

日が暮れかかる頃、総武線津田沼駅で下車、駅の外に出て、新津田沼駅新京成線に乗り換え、習志野駅で下車。

商店の並ぶ駅前を抜け、住宅街に入り、進む。

マップアプリだと次の角を曲がった辺りにあるはずだが、普通の住宅が並ぶ、城が現れる気配はない。

「あるのか?」不安に思った心を見透かされたように

クアパレスはそこに「あった。」

庇と屋根の上に配され、ライトアップされた何体もの彫刻が夕闇に浮かび上がる。

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玄関の外にも中にもたくさん飾られた花と彫刻。

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通り過ぎようがない、ここがべるさい湯と言わんばかりの存在感。

下足箱もべるさい湯!

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シャンデリアのあるロビー、置物も棚の外にも中にも沢山。

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フロントで女将さん、いや、ここではマダムと呼ばせていただこう。

マダムにサウナ利用の旨を告げ、ロッカーキーとタオルを受け取る。

ピンクの彫刻で装飾が施されたロッカー、乗る部分に豹柄シートが貼られた体重計と、脱衣所もサービス満載。

浴室に入り全体を見渡す。

サイズは一般の銭湯と同じくらい、公衆浴場サイズだ。

しかしサイズこそ一般と同じくらいだが、湯水が同様にアイデアとサービス精神が浴室にも浴槽にもサウナにも溢れ出している。

カラン周りもピンクだ。

体を洗い清めようとシャワーのコックに手をかけ、湯を出す。

水流とともにカラフルに点灯点滅する、光るシャワーヘッド。

目を丸くしながら笑った。

 

水通ししようと入った水風呂、ライオンの口から注ぎ込まれる水、点滅点灯するカラーのランプ。

煌びやかだ。

 

水通し後に入った高温サウナ。

入口周りにも彫刻が所狭しと置かれている。

サウナ室には...

装飾は...ない。そんなに。

温度はしっかり110℃前後、良きサウナ。

 

水風呂と休憩を挟んで入った中温サウナ、中温とはいえ90℃前後、これも良き。

大画面テレビで流れる洋画がガンアクションシーンになり、室内に轟く銃撃音。

テレビもデカいが音もデカい。

そしてデカいテレビの下にも3台くらいテレビが並んでいる。

サウナを出ても浴室の大画面テレビで続きが見られる。

映画の続きが気になっても安心だ。

3機設置されていた寝風呂、それぞれの正面にもテレビが備え付けられている徹底ぶり。

本気でスゴい。

テレビの数、置物の数、浴槽の種類、そして5馬力のパワーで吹っ飛ばされそうなジェットバス。

色々な設備に圧倒され、

色々な設備に関心し、

色々な設備で蕩けた。

 

あまりの情報量にロビーでガリガリとメモしている姿を、思いっきり目撃されてしまった。

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クアパレス、唯一無二のべるさい湯。

興味深すぎる。

良いとか悪いとかでは表現できない、「スゴい」。

装飾ナシでもかなり素敵だ。きっと。

自宅から近くはないがまたイキタイ。

ウイ、マダム。

 

至福の時間をご馳走様でした🙏

 

最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️