たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩 vol.251 千代の湯 / 荒川区荒川遊園地前 | 自分好みな感触のお湯を使ったトゴール湯をいただき蕩けた20201209

湯の合う仲間に以前から勧められていて、気になっていた荒川区の千代の湯さん。

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コロナ禍で閉店時間が繰り上がっていたこともあり、なかなか行くことができなかったが、この日念願の入湯を果たした。
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牛乳石鹸の暖簾も衝立の柄もタイルの柄もかわいらしくて自分好みだ。
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使い込まれてはいるが美しく輝くカランからお湯を出し体を洗い清める。

柔らかいけど柔らかいだけじゃない。

そんな好みの手触りに早くも頬が緩む。

壁の下のほうには溶岩のような岩が積まれて迫力満点。

その岩の上を彩るのは赤と緑を中心とした鮮やかな配色のモザイクタイル絵。

そんなモザイクタイル絵を眺めながらまずは白湯をいただけば、手がカランで感じた心地好さに全身が包まれ蕩ける。

薬湯の湯槽にトゴール・ウォームタイトが沈められたトゴールの湯は、もともとのお湯の柔らかさと相まってさらなる心地好さ。

湯船の底に正座したり、浴槽内の段差に座ったりして、その心地好さを堪能してじっくりと蕩けた。

細かい事は分からないけど、単純に「好みだ」の一言に尽きる。

何かが突出しているという訳では無いのだが、その代わりにお湯も設備も女将さんもすべてにおいて自分好みに高レベルで融合している素敵銭湯さんだった。

またしても「アツシさん、きっと好きだと思います」とおススメしてくれた湯の合う仲間のお眼鏡に感謝だ。

ただ一言「ありがとう」でしかない。

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今は火/木/日曜日と定休日が多くなっているのでお湯をいただきに行く際はお気を付けください。

 

至福の時間をご馳走様でした🙏

※1010、千代の湯さんの紹介ページはこちら。

www.1010.or.jp

都電沿いを彩る秋バラ。

夜も美しいが昼の姿、春に咲く姿も見てみたい。

いや、千代の湯さんとセットで必ず見に来よう。
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最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

銭湯散歩 vol.250 梅の湯 / 荒川区小台 | 「 チルの湯 」のリラックス成分で心も体もCHILL OUTして蕩けた20201123

2020年11月23日に梅の湯、喜楽湯、大崎金春湯、小杉湯、十條湯、西小山東京浴場、殿上湯の7銭湯で同時開催された「 チルの湯 」

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普段であれば月曜日が定休日の梅の湯さんだが、祝日のこの日は営業日、久しぶりに蕩けさせていただこう。と梅の湯さんでチルの湯をいただいた。

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 浴室に入り体を洗い清め湯船の方に向かうと高濃度水素風呂の大きな湯舟がチルの湯になっていた。勝手に薬湯の湯舟が「チルの湯」になっていると想像していたので、この大きな湯舟で珍しい変わり湯を堪能できるとは嬉しい誤算だ。

ヘリに頭を乗せて、天井を眺めながらお茶の成分でもあるテアニンを含んだ茶褐色のお湯にゆったりと浸かっているうちに体も心もほぐれていく。

なぜか感極まり目頭が熱くなる。

油断していたらこぼれてしまうほど溜まった涙に対処するため、頭から顔へとタオルをずらす。

どうやら汗と一緒に色んな感情が溢れ出してしまったようだ。

しばし溢れるまま、こぼれるままに身を任せる。

こんな時は水素風呂の優しい湯温がいっそう心地好い。

湯上りにはイベント日で入浴客に1本プレゼントというお湯ともどもありがたいCHILL OUTをいただく

交互浴後の色んな水分を出した体に染みわたりシュワシュワと蕩けた。
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梅の湯さんでは12月の5日6日に「手作りマーケット」なるイベントを開催されるとのこと。

どんな手づくり品が並ぶのかも楽しみだが、自分も手先が器用だったら出展者側で参加してみたいものだ。
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至福の時間をご馳走様でした🙏

※梅の湯さんのTwitterはこちら。

twitter.com

 

梅の湯さんへの行き帰りに通った都電の線路沿い、秋バラが彩って鮮やかだった。

夜も良きでしたが、明るい時間もきれいだろうな。


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今度は日中、バラ鑑賞をメインに来るのも悪くない。

 

そして後日、手づくりマーケット開催時にも訪問。

素敵なアクセサリーや手ぬぐいをリメイクした巾着袋、可愛いバッグやクリスマスモチーフの雑貨などたくさんの品々がロビーを彩っていた。


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最後までお読みいただきありがとうございました🙇‍♂️

※以前に梅の湯さんで蕩けた時のブログがこちら。

tamayura-yu.hatenablog.com

 

銭湯散歩vol.249 喫茶デンからの旅館 澤の屋、一卵亭 | 温かいおもてなしのお風呂と食事に蕩けた20201116

鶯谷にある喫茶店、デンさんの人気メニューの一つ「グラパン」。

以前からずっと気になっていて食べてみたいと思っていた。

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そしてついに来られたデンは雨よけのフォントもカッコいい、素敵な構えのお店だった。
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着席して注文したのはオススメメニューにも書かれている「 エビとハムとベーコンのミックスグラパン 」
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テーブルに香ばしい香りが漂う。

そしてデカい。

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一斤まではいかないが、それに近い大きさのパンがくり抜かれ、そこにたっぷりのホワイトソースが注がれてご登場。

焼き目のついたチーズの香りがまたたまらない。
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チーズがたっぷり具もたっぷりのホワイトソースに、まずはお皿に添えられた、くり抜いた部分の、カリカリサクサクのパンを絡めて食べる。

端っこのカリカリ部分も美味しいが、下の方のソースがシミシミになった部分もたまらない。

表面はカリカリ、中心はふわふわ、内側はジュワジュワだ。

その美味しさに、ちぎっては食べちぎっては食べる手が止まらず、あっという間に完食してしまった。
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とても落ち着く店内で余韻をゆっくり味わいたいところだが、自分たちを含めたお客さんで席は満席。

次に来たお客さんが帰ってしまわないようにと席を空ける。

うぐいすが描かれた「うぐいす通り商栄会」の看板もとっても可愛い。

お店の場所も覚えたし、他に食べたいメニューもある。

きっとまた来るだろうな。
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 ※RettyでDENさんの紹介されているページはこちら。

retty.me

お腹を満たしたあとは心を満たすべく谷中方面へ向かい、旅館 澤の屋さんをデイユース利用させていただく。

何度もご登場いただいていき、もはや定宿の感もあるが、個人的に大好きなのでこれからも登場もしていただくことだろう。

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今回は大きめのお風呂が素敵な桧の湯側の浴室を貸し切り入浴。
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脱衣スペースの雰囲気も大好きだ。
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何度お湯をいただいてもまた来たくなるお風呂。
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庭を眺めながら、温かいお湯をいただく。

なんとも極上でぜいたくなひと時にすっかり蕩けた。

貸し切り入浴だけの利用なら45分で500円。

この価格で、浴室にはリンスインシャンプーもボディソープも、脱衣場にはドライヤーまで備え付けられていて、大小タオルまでついてくるのだからたまらない。
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いつ訪れてもお湯もご家族も温かい。

そんな澤の屋さんが自分は大好きだ。

※旅館 澤の屋さんのHPはこちら。

www.sawanoya.com

 お湯をいただき体は温まった。

グラパンを食べてから数時間経過したお腹が、「今度はこっち」とばかりに音を鳴らして催促する。

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訪れるたび楽しみな「本日の小鉢」が書かれたボード。

しかし今日は既に一つ決まっている。
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注文したのは、からあげが二個ついてボリュームのある「ばんごはんセット」

ご飯を大盛りにしていただき、たまごも追加してさらにボリュームアップだ。
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決まっていた小鉢は「春菊の醤油漬け」

この日の一卵亭さんのTwitterで紹介されていて、食べたくてしょうがなかった。
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ほろ苦い春菊に醤油がよく合いご飯が進む。

さらに「鳥皮のパリパリ揚げ」も追加。

ジューシー身も美味だが、サクサクに揚がった皮も美味で自分の中で定番の一品となった。

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いつ訪れてもご主人と女将さんの心を込めてもてなしてくれる一卵亭さんのご飯が大好きだ。

※僕の心を揺らしてやまない一卵亭さんのTwitterはこちら。

twitter.com

澤の屋さんでお湯をいただいた後に食べる一卵亭さんでのご飯は、いつも僕の身も心も温めてくれる。

心地好いお風呂と美味しいご飯の優勝コースで今日も蕩けた。

 デンさん、澤の屋さん、一卵亭さん、至福の時間をごちそうさまでした🙏

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました🙇

※以前に澤の屋さん、一卵亭で蕩けたあの日のブログはこちら。
tamayura-yu.hatenablog.com