横浜銭湯散歩、第二弾は第二山手隧道から本牧通り、さらに山手まで足を伸ばして、いなり湯さんへ♨️
明るい時間に再訪して見てみたくなるモザイクタイルで描かれた屋号が素敵だ。
少し離れて見る佇まいも重厚。
横浜温泉・重曹泉の文句と屋号が入った暖簾
渋さが溢れる下足箱は木札を抜くと「使用中」となる心憎い仕様。
脱衣場の見事な折上格天井、ロッカー上に置かれた信楽焼タヌキさん、可愛らしいサイズの金魚も立派なサイズの金魚も泳ぐいくつかの水槽を愛でてから浴室へ。
眼前に広がる丸山絵師と勝見麻衣さんによって描かれた瀬戸内海のペンキ絵がお見事だ。
その下には鯉と金魚が描かれたタイル絵も色鮮やかで負けていない存在感を放っている。
木桶もあれば永久腰かけもあるのも嬉しいばかり。
ゆるやかなカーブを描く白湯の主浴槽にはお湯を注ぎこむ女神像が鎮座。
黒湯がなみなみと張られた深湯、その脇には源泉を浴びれる冷鉱泉シャワーまでついている。個人的に至れり尽くせりすぎて「ここが」とか「なにが」なんて特定不可能ないなり湯さんのあれこれを満喫して蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
湯上がりはすぐ隣にある居酒屋「かみや」さんへ。
旅先銭湯第五巻に掲載されていた記事を読んで、いなり湯さんと合わせて来てみたかったのだ。
注文したハイボールと一緒に置かれたお通しはマグロの刺身と煮物。
どちらもお通しとは思えないクオリティ。
シロとレバーにカシラの焼き物に納豆揚げを注文。
絶品だ…。
良い銭湯からの良い酒場。
美味しさと心地好さに任せてうっかりしていたら帰れなくなってしまう。
根っこが映えてしまう前に断腸の思いで退店。
至福の時間をご馳走様でした🙏
湯上がりでほろ酔いという最高の状態になって本牧通りからビヤザケ通りに入り途中の階段を登ってみる。
階段を登り切り山手本通りに出た。
洋風な建築が並ぶ元町公園近くを通る。
ついでに港の見える丘公園にも寄り道。
工場夜景にベイブリッジにベイエリアにマリンタワー。普段の散歩コースとは違う、横浜の夜景を満喫。
谷戸坂を下って高低差もたっぷりと満喫して元町・中華街駅へ向かい横浜銭湯散歩を締めくくった。
美味しかった…。
いなり湯さんにもかみやさんにも極上に蕩けさせてもらった。
他にも行ってみたいコースがたくさんある。
電車に揺られながら、今度はどこに行ってみようかと思いを巡らせながらページをめくった。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※神奈川県公衆浴場業生活衛生同業組合公式サイト、いなり湯さんの紹介ページはこちら。
※いなり湯さんからかみやへの優勝コースへ自分を誘った「旅先銭湯」さんも参加された「皆様ゆ~えん」に蕩けたあの日のブログはこちら。