吉野湯さんを出て次の銭湯を目指すべく小岩電話局通りをさらに北上、上小岩遺跡通りを右折して京成小岩駅方面に歩く。
なかなか銭湯が現れず不安になるが、さっき見た地図では京成小岩駅よりも手前だったはず、線路を越えていないし大丈夫だろう。と歩を進めるうちに電車の音が聞こえ、ほどなくして地蔵湯さんに到着。
大きな通りから正面より先に、側面を眺めるというのもおつなものだ。
側面をしばし堪能したのちに正面に回る。
玄関脇の松の木が力強い。
看板の屋号も力強い。
床タイルの色が靴にマッチしていた。
番台で受付を済ませ、天井を見上げた。スゴい。
段差?層?によって違う壁紙が使われたとても鮮やかな天井、これは必見だ。
他にも脱衣場と浴室との境界の型板ガラス。
男女湯に跨るペンキ絵の富士山。
男女湯境界壁のモザイクタイル絵。
浴室全体のタイル使い。
個人的好みではあるが、愛でるポイントがたっぷり過ぎて嬉しい。
それぞれの場所を眺めながら、柔らかなお湯に浸かって蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
湯上がりに体を拭き上げ脱衣場に戻り服を着ようとした時、ロッカー上のカゴに何か入っていることに気がついた。
中に入っていたのは可愛らしい携帯楊枝入れ、女将さんお手製だそうで「もらっていいのですか?」と伺ったところ「もちろんどうぞ」のお返事。
もちろんありがたくいただく。
京成小岩駅は目の前だけど、湯上がりの体に気温も心地いいし、帰りも小岩駅まで歩こう。
不安が無い分、来る時よりも視界も広いはずだ。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、地蔵湯さんの紹介ページはこちら。