たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩 vol.597 電気湯 / 墨田区曳舟 | ホルモン屋さんで肉を、サウナ室で体を焼いて臨時休業の悲しみを挽回。呪いの軽減を願って蕩けた20230523

平日の午後、銭湯の開店時間より少し早く、到着したのは曳舟駅

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銭湯に依存するわけではないが、サウナ室でとことん考え込むこともできるし、大きな湯船で手合いを伸ばして湯に浸かり気分を入れ替えてリフレッシュすることもできるという面ではとても助かっている。

そんなことを冒頭に書いてしまうくらい、ここのところワークライフバランスにアップダウンが激しい。

主に仕事面が暗闇の中を走るジェットコースター並みにレールの先が見えず激しい。

詳細は割愛させていただくが「ウチの部署、呪われてるんですかね?」と眉をひそめたスタッフが口に出すくらいだ。

自分もそんな顔をしていたのだろう。

夜に参加したいイベントがあり「今日は定時で帰る」としていたが、「今日はもう上がられても良いですよ」と言われたこともあり、急遽予定を変更。気遣いとお言葉に甘えて午後休を取得。ゆとりをもってひとっ風呂浴びてから現地に向かうことにした。

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目当ての銭湯の場所だけ確認しておこうと鼻歌交じりで店頭に近づく。

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シャッターに描かれたペンキ絵がお見事だ。

開店時間の少し前だし、シャッターが閉まっているのは当たり前だが、何やら貼り紙が見えたのでさらに近づく。

まさかの臨時休業。

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何か美味しい物でも食べよう。

目に入ったホルモン屋さんの店頭に、好きなホルモンを5種/300グラム選んで、サラダにキムチにナムルにスープにおかわりし放題のライスまでついて1,000円とお値打ち価格のランチメニューが掲げられている。

肉でも焼いて気を紛らわそうじゃないか。


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いい顔した面々が席に届いた。

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一杯飲みたいところだが、入浴が控えているのでここは我慢。

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どんどん焼いて、

どんどん食べる。

少しずつ気分も上向く。

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食欲は満たされた。お次は入浴だ。

曳舟駅の反対側に出て、さらに京成線の線路を潜る。

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流れに沿うように歩いて到着したのは電気湯さん。

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「イヌ」

エビには注釈がない。見れば分かるということだろうか。

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見事な竿縁天井の下、広々とした脱衣場で脱いだ服をロッカーに入れて、カラフルな配色が緩やかなアーチを描く天井が広がる浴室へ。

ほどよく賑わう洗い場で全身を洗い清め、同様に賑わうお風呂でしっかりと茹で上げ、水風呂で天井を眺めながらクールダウンしてサウナ室へ。

早い時間の訪問が功を奏したか、しっかり熱が伝わるサウナ室を貸切状態で堪能。

ストーブ前で体を熱して、呪いも一緒に焼けないものかと考えながら蕩けた🤤

至福の時間をご馳走様でした🙏

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暖簾をくぐって表に出るとスカイツリーの見事な眺め。

なんだか得した気分だ。

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さてこの後は江戸川区の平井に行きたい。

曳舟駅まで戻って亀戸線に乗り亀戸経由で向かうのもよいが、このまま歩いて向かうのも悪くなさそうだ。

蛇行する道を歩いて明治通りを経由、平井橋で旧中川を渡って30分ほどで平井に入島。

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この日の前日にあたる月曜日に正式オープンした平井オープンボックスで、この日行われた書籍「デザインの言語化」刊行記念イベント「デザインコミュ力講座」に参加。

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自分の職種はデザインを扱うものではないが、「デザイン」を「イメージ」に「デザイナー」「クライアント」を「部下」「向き合い先」といった具合に自分の状況に置きかえると頷くことしきり、目から鱗な内容であっという間に時間が過ぎ去った。

自分のイメージを人に分かりやすく伝えること、人のイメージを意に沿って受け取ること、どちらもとても大切なこと。

呪いを軽減するためにも、イメージをうまく言語化して伝えられるようになりたいものだ。

最後までお読みいただきありが湯ございました🙇‍♂️

※1010、電気湯さんの紹介ページはこちら。

www.1010.or.jp