「電気風呂が好き」と言っていたら「らかん湯さんの電気風呂良いですよ」とおススメいただいた。元より気になっていたところに「電気風呂が良い」との追い打ち。それは気になる。
先日、はしご銭湯の2軒目に行ってみようと思い足を向けたが、橋を渡れず、遠回りすると時間が足りなそうなので自主的に断念。
日を改めて亀戸駅に降り立った。
ちょうどこの日は皆既月食。さらに今回は月に天王星が隠れる「天王星食」も見ることができるとあって多くの人が空を見上げる亀戸を歩き、らかん湯さんへ向かった♨️
後で知ったのだが皆既月食(皆既食)と惑星食が前回見ることができたのは西暦1580年で、実に442年ぶりのことだったのですね。
浮世絵ギャラリーも鮮やかな五の橋を渡る、この高架下は堅川河川敷公園というカヌー・カヤック場やフットサル場、水上アスレチックなどなど、約2.4㎞の長さにいろいろな設備が設けられた公園らしい。
今度は明るいうちに来てみたい。
※江東区立堅川河川敷公園の公式サイトはこちら。
橋を渡って、大島らかん通りをさらに南下。
らかん湯さんに到着。
サウナに薬湯に電気風呂、大好物が並ぶ看板。
女将さんに「素敵な電気風呂があると勧められて、楽しみに来ました!」と告げ、サウナ利用者バンド、フェイスタオル、バスタオル、ビート板と「あら、びっくりしないよう気をつけてね」とのお返事もを受けとる。そんな風におっしゃるそのパワフルさ、楽しみで仕方がない。
浴室は入るとすぐに水風呂があり、その横にサウナや立ちシャワーが配されるスタイル。奥の壁はピンク基調の暖色が柔らかなモザイクタイル絵
全身を洗い清めて、右から薬湯の宝寿湯、キンキン水枕の座風呂、バイブラ風呂、そして電気風呂と並ぶ湯舟を、水風呂を間に挟みながらいただく。
濃厚に香り立つ宝寿湯は心地好く、キンキン水枕の座風呂も心地好い。
バイブラの主浴槽を経て、いざ電気風呂へ。
「ほう、これは…」
様子見にと差し入れた腕に、なかなかに強力な電流が伝わる。
腰にコリが溜まっていたのだろうか、腕や足は奥まで入ることはできたが、尻を底につけてゆっくり浸かることはできなかった。
サウナ浴と水風呂の交互浴を挟み何度かチャレンジするも惨敗。腰にじっくりは諦めて、あてられる部分に電流を浴びてシビレて蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
「どうでした?」
「強力でした…」
「こりずにまた来てくださいね」
「必ず来ます!」
湯上がりにサウナグッズ一式を返却しながら、フロントの女将さんと電気風呂中心の会話を交わした。
442年ぶりだろうが、もはや月食の話題はおまけだった。
腰にズズンっ!!と来る「強がれない電気風呂」に久しぶりに出会った。ここまで強力なのは、今は休業中の尾久ゆーランドの三階浴室ぶりだろうか。
これは再訪間違いなしだ。自分の体調なのか、そんなことに関係のないパワフルさなのか、縦観察を試みたい。
そして強力な電気風呂を求める方に、自分もオススメしたい。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※江東区のお店紹介公式サイト「ことみせ」らかん湯さんの紹介ページはこちら。