2021年4月に暖簾を下ろした加賀浴場さんが「COCOFUROかが浴場」となって生まれ変わった。
オープン初日はさすがに混んでいるだろうとたかを括り、外観だけ見て別の銭湯に行くつもりで自転車を走らせていたのだが、いざ店頭に到着してみると駐輪場にゆとりがある。
自転車を止めて階段を登ると下足箱にもそこそこ空きがある。
これは入ってしまう手だろう。
真新しい浴室で全身を洗い清めた後、プレオープンに行った人から「配置が独特で面白かったよ」と聞いていた座風呂式の電気風呂へ。奥飛騨天然湯の花がふるまわれた湯船の中に強弱二基が設置されているのが嬉しい。まずは弱い方に座り、V字に配された電極から放たれる電流を腰に直撃させてシビレて蕩けた🤤
「弱」とうたう割にパワフル。
では「強」はといえば、実にパワフル。
苦手な人がうっかり座ったら声をあげて飛び上がってしまうのではなかろうか。
お隣の湯船は、数種類の生薬と漢方が使われた薬湯。ピリッとした刺激がたまらない。
深さのある水風呂は15℃を切るヒエヒエ水温でしっかりクールダウンできる。
水温が低いせいか滞留時間が平均して短いのもありがたい。
そしてサウナ室。
広い。
こんなに広いとは思わなんだ。
広さと段数のおかげでできる温度や湿度に差があるので、好みの場所を探す楽しみもあるし、15分ごとに行われるミュージックとサイレント、二種類のロウリュも面白い。
アチアチサウナとヒエヒエ水風呂、ビリビリ電気風呂を交互にいただいて蕩けた🤤
湯上がりにいただけるソフトクリームはバニラと和梨の二種類の味が選べ、カップとコーンかも選べる上にコーンも竹炭とメープルを選べる贅沢さが嬉しい。
この日はやさしい甘さが湯上がりの体に沁みる。和梨味ソフトを竹炭コーンでいただきロビーでも蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
この周辺の道は坂が多く、自転車で走っても歩いても楽しい。
王子稲荷の坂を下り、遅い時間ではあるが王子稲荷に挨拶する。
2つある湯船はどちらとも薬湯がデフォルトで白湯の湯船がないようだったが、かけ湯もかけ水も肌当たりがよく、とても心地好かった。いつか機会があったら白湯で満たされた湯船にも入ってみたい。
そんなことを考えながら帰路に就く。
後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、COCOFUROかが浴場さんの紹介ページはこちら。