月が綺麗な夜、東京タワーもドレスチェンジした綺麗な姿で輝いていた。
真下まで行き鉄骨の間から見る月もまた美しい。
たくさんの首を上に向けた人たちと一緒に東京タワーを愛でたあと、JRに乗り品川駅へ。
第一京浜沿いを歩いても良いけれど、せっかくなので内側に潜り込みたい。八ツ山橋を渡り京急の踏切を越えて、旧東海道を歩いて目的の銭湯に向かってみる。
遅い時間の訪問なので多くのお店が閉まっていたのが残念だが、あちこちに目を惹くものが多く、歩いていて楽しい通り。また歩きに来よう。
なんて考えながら歩いているうちに吹上湯さんに到着。
まずはお店の裏手で、屋号入り煙突が見事にそびえ立つ姿を愛でてから店先へ。
♨️マークとシンプルに書かれた屋号が素敵だ。
今日の疲れ、流させていただきます!
脱衣場から、優雅に泳ぐ熱帯魚がモチーフのガラス下の扉を開けて、玉石タイルが敷き詰められた浴室へ。
鮮やかな壁絵はメインも仕切り壁もモザイクタイル絵だしとカラフルなタイル遣いが自分好みで嬉しい。
こちらも嬉しい永久腰かけを手に取ってカラン前に座り、カランからのあっついお湯にキンキンの冷水を使って全身を洗い清める。
やさしいカーブを描く段差の湯船で熱めのお湯に浸かりながら、自分にとって嬉しいことずくめの浴室を眺めながら蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
定休日は水曜に土曜がプラスされたようですので行かれる時はご注意を。
帰りは第一京浜沿いを品川駅に向かって帰ってみる。
北品川駅を過ぎた先、新八ツ山橋の手前で右折してJRと京急の線路に挟まれた道をいろいろな形式の電車の往来を楽しみながら歩く。
3月まで開催されていた品川銭湯スタンプラリーきっかけで足を運ぶことができたが、この日まで未訪問だったことが悔やまれる自分好みの銭湯さんだった。
スタンプラリー。やはりありがたい。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※品川浴場組合公式サイト、吹上湯さんの紹介ページはこちら。