お互いの近場で偶然会うことはあったけど、まさか地元から結構離れた町田大蔵湯さんの浴室でお湯仲間と出会うとは。
そして偶然か必然か大蔵湯さんの後の行き先も同じ。
お湯仲間と二人大蔵湯の常連さんたちに見送られ、JR横浜線を成瀬駅で下車して金森湯さんに向かった。
定休日と男湯の見取り図が描かれた案内板。深湯の存在が嬉しい。
まだ日も高い、看板と同じ自然光の浴室を楽しめそうだ。
雨はとりあえず止んでいるものの、風が強くなってきたので外観堪能をひとまず終え、中に入る。
「金森湯はお湯も良いけど女将さんがまた素敵な方なんだよ」
大蔵湯で出会ったお客さんたちから聞いた通りの素敵な女将さんに受け付けてもらって明るく清潔な脱衣場、それから浴室へ。
麦飯石を通したお湯はやさしく、熱さよりもやわらかさを感じる。
これは心地好さに油断して長湯してはいけないヤツだ。
湯に浸かり、カランから水浴びしたりを繰り返しのぼせることなく蕩けた🤤
飾られているのが脱衣場なので写真は撮れないが、天井から下げられたつるし雛が可愛かった。
この月末、3月31日で暖簾を下ろされる金森湯さんに来るのはおそらくこの日が最初で最後になってしまうだろう。
外観や脱衣場に浴室の拵え、やわらかなお湯、お湯同様にやわらかな女将さんの応対。いろんなものを心にとどめて中から外へと暖簾をくぐった。
至福の時間をご馳走様でした🙏
雨も強くなってきたし、町田街道からバスに乗って町田駅へ向かった。
時間もまだ早いしどこかでもう一軒と思うと同時に、金森湯さんの余韻をすぐに消したくなく、もう少し時間をおきたい気分だった。
小田急線は千代田線と直通運転している。ということは町屋まで出られる。
行先を野崎浴場さんに決めた。町田近くでの途中下車は今日はなしだ。
まだ月初!!感傷的になるのはまだ早い!とばかりのパワフルな電流に熱めの湯温。いつもの野崎浴場さんでお湯をいただいて蕩けた🤤
至福の時間をご馳走様でした🙏
4月になったら行くことが叶わなくなる二軒の銭湯さんをハシゴすることは、その歴史と重みをかみしめることでもあり、ただ心地好いだけではなかったが、この日この2軒に行くことができて良かった。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※1010、金森湯さんの紹介ページはこちら。
※野崎浴場さんの電気風呂で初めてシビレて蕩けたあの日のブログはこちら。