平井駅で下車するのは初めてかもしれない。
前にも書いたことがあるかもしれないが「行ったことがない場所に行くきっかけを作ってくれる」スタンプラリーの恩恵であり、散歩も好きな自分にとって醍醐味に一つだ。
いつか入ってみたいと思っていたワンモアさんの前を偶然通りがかった。そういえば平井駅にあったんだっけ。9:30~16:30の営業時間は仕事終わりには難しそうだが、ぜひいつか来てみたい。


ワンモアさんを後にして銭湯を目指し歩き始めたが、道路の反対側に気になる看板を見つけたので渡ってみる。
看板に可愛らしい紅いイチゴが描かれたそのお店は「いちごや」さん。
上から二番目に大好物のチキンかつ定食がある。ここで入らない選択肢はない。
外から見えるおすすめメニューだけでも魅力的なのに、店内に入るとさらに数が増え、チキンかつ心が揺らぎかける。


豊富なメニューたちの数多の誘惑を断ち切り、初志貫徹してチキンかつ定食をお願いするも、今日は終わってしまったとのこと、撃沈。
気を取り直してこちらも好物2つが盛り合わさった「コロッケとハムかつ定食」を注文。サクサクの食感に舌鼓を打って蕩けた🤤
予定外だったが充実の食事を終え、少し重くなったお腹と共に中の湯さんに到着。
屋号とお湯の富士があしらわれた可愛らしい暖簾をくぐり店内へ。
緑や花がいっぱい飾られた脱衣場で脱いだ服をロッカーに入れ浴室へ。
正面に広がるペンキ絵にはお湯の富士もあしらわれていて可愛い。
なめらかなお湯がたっぷりはられた主浴槽に浸かり、ガラス戸で仕切られた森林浴ミスト風呂で深湯に浸かりゆったり蕩けた🤤
男女湯境界壁は幾何学模様?抽象画?のモザイクタイル絵、なんとも不思議な味わいで、脱衣場に行く前に体の水分を拭き取りながら見入ってしまった。
縁側にはタヌキの置物も置いてあり和みポイントが満載だ。
至福の時間をご馳走様でした🙏
可愛い暖簾とらりーの賞品でいただいたタオルとで記念?に写真を撮っていたら、女将さんが用事か何かで中から出てこられたので、またお話できた。
「せっかく普段来ない方まで来たので、この足で千代の湯さんにも行ってみようと思ってます」
「あら、千代の湯さんは最近、前より早く閉めてるから急いだ方が良いわよ」簡単な道順を教えてもらい
「お兄さんの足なら間に合いそうね、気をつけて」とお見送りいただいた。
お湯も温かいだけじゃなく人も温かった中の湯さん。
地下200メートルからくみ上げた地下水を沸かしたなめらかなお湯は沢山の人に体感していただきたい。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※湯らり江戸川、中の湯さんの紹介ページはこちら。