中途半端な時間に昼食をとってしまったので夕飯時に体が空いた。
これは、仕事終わりに行くには閉店時間が早く、行けていなかった銭湯チャンス到来!とばかりに自転車にまたがった。
訪れたのは豊玉浴場さん。
21時閉店で自分の仕事帰りに行くのがなかなか難しかったが、やっと足を運べた。
達筆な筆文字で書かれた案内板。
薬湯は毎日天然ものだなんて贅沢だなぁ。
営業時間案内も達筆だ。そして日曜日は朝風呂営業も行なっているとのこと。
ウサギが可愛い暖簾をくぐって店内へ。
脱衣場の天井は見事な折り上げ格天井。
縁側もあるので外気浴だってできる。
浴室の天井は高く、奥の壁に絵はなく一面の白が空間をさらに広く感じさせる。
あわあわの湯に主浴槽、座風呂。どのお風呂も熱すぎずやさしい。
脱衣場側、飛び地になった湯船には3基の寝湯が設置され薬湯になっていて、この日は「推し湯を探せ」キャンペーンの花火の湯がふるまわれていた。
ガラスケースになっている脱衣場との壁側の寝湯で、中に飾られた大きな富士山の写真、タヌキの置物を眺めながら芍薬香る花火の湯に蕩けた🤤
湯上がりのロビー、缶ビールが充実した冷蔵庫を見ていたら「今日は売り切れてるけど、いつもはこの段に冷酒もいっぱい並んでるのよ」と教えていただく、どうやら常連さんたちの憩いの場になっているらしく、そこだけがほのぼの楽しそうな異空間になっていて、さながら宴会場のように賑わっている。
しかし閉店時間が近づくと「お、そろそろ時間だな」とてきぱき片づけを始める常連さんたち。「いつもちゃんと閉店時間にはきれいに片づけまで終わるのよ」の言葉通りテーブルの上がみるみるきれいになり、「男湯、もう誰もいないよ!」と、男湯の見回りまで済ませてくれる。素敵なチームワークだ。
豊玉浴場さん、お湯も温かいがそれ以上にお店とお客さんの人情も温かい。
至福の時間をご馳走様でした🙏
湯上がり、何となく小腹が空いてきたので自転車を走らせ椎名町へ。
たどり着いたのは南天さん。注文はいつもの肉そば。
何度来ても何度食べても飽きがこない。それどころかお風呂前でも湯上がりでもいつ食べても旨いのだから言うこと無しだ。
今日も至福の時間をご馳走様でした🙏
自分ももっと年と訪問回数を重ねて、いつかはスナック豊玉?の客にもなって、湯上がりのロビーで一杯ひっかけてから帰りたい。
その後に南天なんて最高だろうな。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
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