冷たい雨が降ったこの夜、西日暮里からヨルノサンポ。
訪れたのは駅から徒歩五分程度と駅チカにある千歳湯さん。
夜撮った写真なので分かりづらいが入り口両脇の緑が見事だった。
本日の薬湯は「 実母散 」、大好きなのでこの時点で顔がにやける。
受付をしようと順番を待っていると、直前の方が荒川銭湯シールラリー景品の「湯内安全」お守りをもらっていた。
「昨日今日とお休みだったので、ちょうど良かった」と、始まって2日目にして四店舗回られたらしい。
「まさかこんなに早い人がいるなんてね〜」と話される女将さん。
受付時にフェイスタオルを借りようとしたらナイロンタオルも無料で貸していただいた。フェイスタオル無料はよくあるが、ナイロンタオルの無料レンタルは珍しい。せっかくなので貸していただく。
服を脱ぎながら脱衣場のロッカーの上の上を眺める。このロッカーのにずらりと並んだツボはどなたかの趣味だろうか。後で聞こうと思ったがこの日は聞きそびれてしまった。
浴室に入ると永久腰かけが3つ。迷わずに使わさせていただく。
大きさといい高さといい、決して使いやすい訳では無いが見かけるとつい使ってしまう。
よほど好きなのだろう、もはや反射レベルだ。
そんな永久腰掛けに座って貸していただいたナイロンタオルを使って体を洗い清める。
カランから出るお湯が熱めでなんとも心地好い。
赤いハロゲンランプが灯る熱めのお湯に浸かり富士山が雄大に描かれたペンキ絵を眺めながら軽く蕩ける。
千歳湯さんの歴史を感じられる、壁に貼られた薬湯の効能やジェットバスの説明書きがまた良き。
ペンキ絵ともども、お湯に浸かりながら「銭湯の歴史」を眺めて何度も蕩けさせていただいた。
脱衣所を挟んで縁側に出られる。以前は水が張ってあったのだろうか、今は空っぽの池を眺め雨音を聞きながら外気浴。
うん、たまらない。
蕩けないわけがない。
至福の時間をご馳走様でした🙏
※千歳湯さんが紹介されているHPはこちら
千歳湯さん近くにあった商店の前、懐かしいタイプのガシャポン。
中身も何となく懐かしさを感じるラインナップ。
「外気浴がてら、もう一軒行こうかな。」
冷たい雨の降る中、線路沿いを北上して田端方面へ。
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️