たまゆら湯 〜 湯気三昧の銭湯散歩 〜

「 銭湯 」が大好き。散歩も大好き。そんなワタクシの心と体が蕩けるままの銭湯散歩。

銭湯散歩 vol.475 松の湯 / 品川区不動前 | 行き届いたお手入れの中、木桶の音に耳を傾けながらお湯をいただき20220920

この夜は東急目黒線不動前駅で下車、氷川神社の境内を抜けて銭湯さんに向かう。

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駅前の商店街から住宅台を抜け、やってきたのは松の湯さん♨️

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松の湯さんで楽しみなのはお湯はもちろんのこと、そのお手入れだ。

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下足箱も、写真を撮ろうとしている自分の姿すらも写り込むくらいピカピカな床。

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浴室に行ってもいつもながらピッカピカのカランに曇りが無い鏡が美しいのがありがたい。

木桶にお湯を取って体を洗い清めてから、向かって左から深湯、ジェットの付いた円形湯船、そして浅湯、雄大なペンキ絵を眺めながら代わる代わるお湯に浸かり、時おり響く木桶の音に耳を傾け、行き届いたお手入れに感服して蕩けた🤤

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サッシに変わっている箇所もあるが、釘を使わずに組まれた大きな木枠のガラス戸が多くの場所で残っている。しかも素敵なコンディション。

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フロント脇のベンチに座って、それらの戸や窓、折上格天井を眺める湯上がりの時間も大好きだ。

今日も至福の時間をご馳走様でした🙏

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松の湯さんには来るたびに、脱衣場で浴室で、フロント脇の休憩スペースでいろんなことを考えさせられる。もちろん今日も。

最後までお読みいただきありが湯ございました🙇‍♂️

※品川浴場組合公式サイト、松の湯さんの紹介ページはこちら。

shinagawa1010.jp

※松の湯さんで初めて蕩けたあの日のブログはこちら。

tamayura-yu.hatenablog.com

 

銭湯散歩 vol.474 五色湯 / 豊島区椎名町 | 豪華ライブに蕩けた後、お供銭湯からの南天、椎名町優勝コースで今日も蕩けた20220917

この日は日中に代々木第一体育館で開催されたINSPIRE TOKYO の2ndSTAGEに参戦。

「帰りに銭湯行こうぜ」と風呂道具を持ってお湯仲間と連れ立った。

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代々木第一体育館は建築も見事なのでそちらも楽しみだ。

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ステージのラインナップは

Creepy Nuts

ASIAN KUNG-FU GENERATION

KICK THE CAN CREW

レキシ

の4組と豪華。どのアーティストさんも初のLIVE参戦なので楽しみでしかない。

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1992年の8人YES来日公演以来(多分)の体育館館内では、当時気が付かなかった岡本太郎のモニュメントを発見。

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アリーナフロアの左右に設けたステージを交互に使ったライブは転換時間も短く、アーティストさん達の演奏も最高だった。

レキシが刺さりすぎてハマりそうだ。

今回は列の長さを見て断念したが、次にライブを観ることがあったら必ず稲穂を手に入れよう。

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ライブが終わった頃には日もすっかり暮れ、話題が夕飯が先か風呂が先かとなった時に「南天の肉そばを食べたい」となったので、銭湯は一昨日リニューアルオープンした五色湯さんを提案。

「土曜日はリニューアルする前の定休日だったし、混んでないかもしれない。混みすぎてなかったら入っていこう、混んでいて制限とかかかってたら南天だけ寄って帰るか別の銭湯行こう」と近くのコインパーキングに車を止め、五色湯さんに向かった。

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ちょうどよく店頭でランドリーの様子を見に外に出てこられたご主人と会えたので中の様子をうかがう。「今ちょうどそんなに混んでませんよ、サウナも待ちはないはず」とのお言葉。

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狙いは的中。

人の数はあれど何かを待つこともなくストレスもなく過ごせるほどよい混み具合。

ジェットで体をほぐしてあつ湯をじっくりと堪能。一昨日いただいた日中の時間も良かったが、夜の時間も変わらず心地好い。

サウナ室ではストーブ前の一段目、やはりここが個人的に好みの場所だった。入室する度に空いているので遠慮なく座る。短時間でも体の中まで熱が通るように感じるのはストーブの目の前だからか、湿度のせいか、それとも気のせいなのだろうか。

脱衣場で解散した同行者とカラン前で、お互いの「そろそろあがり頃」タイミングで合流。どうやら若者も五色湯さんをあちこちあれこれ堪能し、お気に召したようだ。

浴室で散々蕩けたあと、ロビーでご店主と「あのA-10サンダーボルトをまた見られて嬉しいです」プラモデルを見上げて話しながらまた蕩けた🤤

至福の時間をご馳走様でした🙏

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そして湯上りはいつもの椎名町優勝コース、南天へ。

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五色湯でサウナと水風呂に入った後に肉そばを食べる日が来るなんて、数年前の自分に言っても信じてもらえなそうだ。

最後までお読みいただきありが湯ございました🙇‍♂️

※1010、五色湯さんの紹介ページはこちら。

www.1010.or.jp

J-WAVEが主催した都市型フェス INSPIRE TOKYOの紹介記事はこちら。

www.j-wave.co.jp

 

 

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銭湯散歩 vol.473 常磐湯 / 江東区清澄白河 | しばしのお別れ。「今」の常盤湯さんの佇まいにお湯に蕩けた20220916

ここのところずっとかかっていたモヤモヤがとけた。

完全ではないけれど。

仕事も終わったし、銭湯行こう。

どんなお湯がいいか電車の中で考えていて、浮かんだ思いは「今日はあつ湯」

何軒かの銭湯が頭に浮かんだが、今日行きたいあつ湯はあの銭湯だ。と乗っていたメトロを急遽乗り換えた。

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浮かんだあつ湯銭湯は、江東区の常盤湯さん。

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昨日、五色湯でばったり会ったお湯仲間との話題にもあがっていた銭湯だ。

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その理由はこれ。数日後の9月21日(水)から改装工事のため休業に入ってしまうので、行ける時に行って、今の常盤湯さんを堪能しておかなければ。

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今日が改装前最後の訪問になってしまうかなと思うと、七福神が乗る宝船のタイル絵がいつもよりもいっそう愛おしく思える。

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番台で受付を済ませて鍵をもらい、脱いだ服をロッカーに入れて浴室へ。

やさしい低温湯。

バイブラの効いた中温湯。

深さのある高温湯。

湯舟に浸かったり、カラン前に座ってペンキ絵や高い天井を眺めたり、縁側に出て鯉の数が少なくなった池を眺めてのひと休憩を繰り返し、しばしの別れを惜しみながら常盤湯さんを堪能して蕩けているうち、昨日偶然会って話をしたお湯仲間に今日も出会った。

「来ちゃいますよね」

そしてまた一人、別のお湯仲間と遭遇した。

最終日じゃないのに何人にも出会える。来られるときに来ておこうの思いはみんな同じなのですな。

軽く挨拶を交わした後、思い思いにお湯をいただき思いを馳せ、3人のタイミングがたまたま合った縁側で、「そういえばさ~」番頭さんに聞かせてもらったという、常盤湯さんのお庭や天井、脱衣場についての小噺を聞かせてもらい、なるほどそんな意味が込められていたのか!と膝を叩く。

腰にタオルを巻いてあつ湯で体を真っ赤に染めた成人男子3人が話し込む姿、なかなかの絵面だったろうな。

至福の時間をご馳走様でした🙏

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来年2月に予定されているリニューアルオープンが今から楽しみだ。

最後までお読みいただきありが湯ございました🙇‍♂️

※1010,常盤湯さんの紹介ページはこちら。

www.1010.or.jp

※常盤湯さんで初めてお湯をいただいて蕩けたあの日のブログはこちら。

tamayura-yu.hatenablog.com