2021年度の最終日、仕事をあらかた片づけ終え、明日でいいことは明日やるとして銭湯行かなきゃやってられないよ。と向かった先は豊島区の椎名町。
普段は自転車だったり、池袋から散歩がてら行くのだがこの日はあいにくの雨、しかもなかなかの降り具合ということで久しぶりに西武線を利用。
駅の階段上から見る南天の灯りが新鮮。
南天の灯りにつられて階段を下りてしまったが、どうやら踏切の向こう側、目指していた銭湯さん側にも出口があったようだ。
ちょっと遠回りしてしまったが良しとして五色湯さんのある通りに出る。
五色湯さんは「修繕」に入られるということで明日から一時休業。お知らせの「継続してご利用いただくための修繕」の文字が嬉しい。
深めのあつ湯に浸かり雨で冷えた体をほぐして蕩ける。
寒い夜にしっかり熱い五色湯さんのお湯がありがたく沁みる。
淺湯に移ってタイル絵を眺め、絵の根元に積まれた溶岩の隙間から注ぎ込むお湯を眺めを繰り返し、「今」の五色湯さんの姿をしっかりと眺め、心に焼き付けながら何度も蕩けた。
湯上りの体を冷ましながら航空機やガンダムのプラモを眺め、広告看板を眺めして過ごす、五色湯さんはお湯だけはでなく脱衣場でも目から蕩けられる。
「壁のタイル絵とか、広告看板とか残せるものは残したいんだよね」とご主人、できればプラモデルの陳列棚も残していただきたい。と思うのは自分だけではないはずだ。
「今日来てくださったお客さんに、記念に配っていますので」といただいた五色湯さんの名入りタオル。ありが湯ございます。
至福の時間をご馳走様でした🙏
「また9月にお会いしましょう!」と再会の約束をして傘を開く。
電車に乗ったあとで南天に寄り忘れたことに気がつく、無念だが雨が止んだらまた行くとしよう。
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※どんなお風呂になるのか楽しみな五色湯さんの公式サイトはこちら
※五色湯さんのあつ湯に蕩けたあの日のブログはこちら。