『作り手が「自らが〈文学〉と信じるもの〉」を自らの手で作品を販売する、文学作品展示即売会です。』と公式さんがおっしゃる即売会イベント。
11月11日(土)、春開催に引き続いて温浴好きサークル「ゆないと」で文学フリマ東京37に出展。
新作は用意できなかったので既刊の「お風呂と推しごと vol.2」が現時点での最新刊となるが、表紙の野崎浴場さんの写真が何度見ても美しいので是非、お手に取っていただきたい。
手前味噌ですみません…
まだまだ改善の余地はあるが、前回よりも手早くかつ、すっきり設営できたような気がする。
われらのブースにも、わざわざ来てくださったり、通りがかったりとたくさんの人が足を止めてくださり、面識の有無なんて関係なしで銭湯談議に花が咲いて感謝しきり。
文学フリマに来たからには自分の買い物も果たしたい。
売り子を交代しながら、ものすごい情報量で熱気もあふれる会場を散策。
小屋愛好会さんのブースで「日本の小屋」と2024年の卓上カレンダーを
ササキアイさんのブースで「フリーズドライ」を
小柳とかげさんのブースで「怪異短歌集 弐」をはじめ数冊を
路上園芸学会さんのブースで村田あやこさんと宮田珠己さんの共著「植物のふりした妖怪」を
お友達コレクションさんのブースで引込計器盤キャビネット写真集「OTOMODACHI COLLECTION」を
路地と芥子さんのブースで「ことばの方角より」を
ざっとあげてはみたもののまだまだ紹介しきれないといった感じに、
限られた時間の中であったが、作り手さんの思いがこもった作品をたくさんお迎えできた。
今回は時間がなく第二会場に行くことができなかったのは残念だけど、第一会場でお目当てにしていたブースには足を運べたし大豊作と言える収穫だ。
一般客としても出展者としても楽しい文学フリマ。
今回の東京37には出店者が約3,000人、一般来場者が約10,000人、合わせて約13,000人近い人が訪れたそうだ。
少しでも「行ってみたいな」と思っている方はぜひ一度足を運ばれることをオススメします。
至福の時間をご馳走様でした🙏
楽しかった文学フリマもあっという間に終了。撤収作業を終えたらここはやはりひとっ風呂だろう。
どうせなら行ったことがない銭湯へ。
ということで選んだのは大森町のあたり湯さん。
色も形も配置も、なにをとっても素敵すぎる自分好みな看板。
写真などで何度も見ていたが、ついに実物を見ることができた。
外観をひとしきり愛でた後、フロントで受付を済ませて向かった浴室。
壁には外壁と近い色合いのタイルが貼られ、凹凸が描く表情が美しい。
ゆったりした主浴槽に薬湯の浴槽、無料の乾式サウナを行き来、火照った体を立ちシャワーの冷水で冷やして何度も蕩けた🤤
湯上がりは広いロビーでのどを潤す。この日は訪れた時間が遅く暗くなってしまっていたが、窓の向こうにお庭が併設されていた。池もあるようだし明るい時間に来て湯上り時間をのんびり過ごしてみたい。
至福の時間をご馳走様でした🙏
はねぴょん、またね。
文学フリマの会場では人とも本とも、たくさんのご縁に恵まれたことはもちろんだが、この日一番のハイライトは、「野球どアホウ未亡人をお好きな方がいらっしゃるブースはここですか?」と尋ねられたことかもしれない。
SNSってすごいなぁ!
最後までお読みいただきありが湯ございました🙇♂️
※次回の東京開催は2024年5月19日!文学の祭典!文学フリマの公式サイトはこちら。
※1010、あたり湯さんの紹介ページはこちら。
※出展者側で初参戦!文学フリマ東京36から江戸川区平井の金泉湯さんで蕩けたあの日のブログはこちら。