用事を済ませたあと、銭湯に寄りたくなった。
どうせなら行ったことがない銭湯に行こうと、足を向けたのは板橋本町の竹の湯さん。
熱めのお湯が評判との事で楽しみだ。
おや、花の後ろに何かいらっしゃる。
これは美しい。
近づいて見ても色鮮やかなタイル絵。
そして下足箱横からさすタイプ。
遠目で見ていた時「ずいぶん薄いタイプだなぁ...」と思ったが、そうではなかった。
単純に大きい。
自分の29センチのスニーカーを入れてもこれだけゆとりがあるほど大きい。
そんなことに関心を持ちつつ、中へ。
番台の女将さんにご挨拶して入浴料金を支払い、東京銭湯のアプリでスタンプを頂こうと女将さんにお願いしたところ「ごめんなさい、主人がうっかり無くしちゃったのよ!」との事。
無いものはしょうがないですね。
気をとりなおしてお湯をいただきましょう。
アプリでお遍路を楽しいんでいる方は要注意です。
浴室にはスカイツリーの描かれた見事なペンキ絵。
評判通りの熱めのお湯も心地好い。
お風呂のへりのタイルが描く緩やかなアール、壁に描かれたスカイツリーを深湯に浸かりながら蕩けた。
帰りがけ「熱くなかった?」と女将さんにお話しかけいただき、「大好物の良い温度でした!」と返事をする。
こういうコミュニケーションがとれる町の生活銭湯さんが大好きだ。
「ぜひまたいらしてね」
仰られなくてもきっとまた来ます。
湯上がりに竹の湯さんからほど近く、旧中山道沿いにある縁切榎さんにお参り。
悪縁を切る。は人間関係ではなく、断酒や病気回復など幅広い意味があるそうな。
良縁を結ぶ前に一度悪縁を綺麗に断ち切ったり、難病との縁切りを祈願したりとご神木への信仰は厚い。
何との縁を切りたいかはさておいて、自分もしっかり手を合わさせていただいた。
今日も至福の時間をご馳走様でした🙏
※1010、竹の湯さんの紹介ページはこちら。
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️