金曜夜、高円寺の太陽で食欲を満たす。
ラーメンとジャンボ餃子3つの通称Bセットを食べてすっかり満腹。
食休みと腹ごなしを兼ね、自転車で中野区野方方面に移動して昭和湯さんにやってきた。宮作りの建物にモダンな入り口が素敵。
レンガの色と下足箱の色が良き。
女将さんにサウナ利用を告げて入浴料金にプラス200円、計670円を支払い下足札を預けて、大小タオルを受け取る。
「下足札の番号を覚えておいてくださいね」との事、帰りに自己申告で下足札をもらうようだ、「37」にしておいて良かった。
脱衣場はゆったり広いだけじゃなく、ちゃんと壁で仕切られた休憩スペースがあり、テレビにリクライニングシート(4脚)まで設けられている。
自分が驚いたのは壁絵だ。
男湯浴室の壁絵はモザイクタイル絵、2羽の鳥が太陽に向かって羽ばたいている構図のもの。(女湯は水中を泳ぐ魚たちの構図との事)
偶然にも今週訪れた北区の十條湯さんでズギュンと撃ち抜かれてしまったタイル絵と同じものに中野区で思いがけず再会、感動。
体を洗い清めながら水通ししながら、湯に浸かりながらタイル絵を眺め、カラン回りや浴槽の作り、使っているタイルや石材からも感じる既視感。十條湯さんと何か繋がりがあるのか湯上りに聞いてみようなどと思いながら蕩けた。
照度が落とされた無音のサウナはのんびり過ごすのにちょうど良い温度。
最初から最後まで自分と常連さんらしき2人、合わせて3人でサウナを楽しみ、気づいたら常連さんに混じって3人でNBA話に花を咲かせていた。
水風呂に浸かり、水栓を開けて新鮮な井戸水を注ぎ浴槽を満たす柔らかな水に全身を預けながら心地好く蕩けた。
電気風呂があるのも嬉しい。
湯上りに女将さんにタオルを返すと「お疲れ様でした」と優しくお出迎え。「こちらこそごちそうさまでした♪」と、モザイクタイル絵や浴室の造りの話などなど、あれこれそれこれ四方山話。
「そういえば他所の銭湯さんで同じタイル絵を見たんですよ」と話すと、女将さん自身は直接知らないが、北区王子あたりの工務店さんだったかもしれないとの事。「自分は十條湯さんっていう、北区の銭湯さんで観たんですよ。」「王子なら同じ北区ね、だからかしらね。」と二人で納得。
実家感溢れる落ち着く銭湯さんで一週間分の疲れを洗い流させていただきました。
これからもぜひ寄らせていただきます。
至福の時間をご馳走様でした🙏
昭和湯さんを出てほど近くにあった地蔵堂。同時に鉄塔も見え、心躍る帰り道。
最後までお読みいただきありがとうございました🙇♂️